仕事の見つけ方、仕事探しのコツを解説!疲れた時の対処法も

富山県 立山にて 撮影者:うさやん

「仕事探しのコツが知りたい」

「自分に合った仕事の見つけ方とは?」

「仕事探しに疲れた…」

というあなたに、今回は「仕事の見つけ方・仕事探しのコツ」について、どこよりもわかりやすく解説いたします。

労働人口が減少傾向にあって、人手不足が叫ばれる今日において、仕事を選ばなければ、仕事を見つけること自体は難しくありません。

しかしながら、

  • やりがいを感じる仕事に巡り会えるか?
  • 自分に合った仕事を見つけることができるか?
  • 達成感や満足感を得られる仕事に出会えるか?

となると、話は変わってきます。

正直なところ、仕事は実際にやってみなければわからないことが多いので、仕事を探す段階で自分にとって最適な仕事を探すことはできません。

しかし、ある程度なら

  • 自分に向いていない仕事を除外する
  • 自分の強みが活かせそうな仕事をピックアップする
  • 採用される見込みがありそうな仕事を見極める

ことは可能です。

仕事の見つけ方がわからない人の多くは、

  • やってみたい仕事
  • 報酬や待遇が良い仕事
  • 今流行りの仕事

に目が行きがちで、

  • 自分の強みが活かせる場所を見つける
  • 企業が必要としている人物を想像する
  • 職種や業種へのこだわりを捨て去る

という視点が欠けているように見受けられます。

本記事でご紹介する「仕事の見つけ方」は、「収入アップを目指している」という方には向いていませんが、自分の仕事にやりがいを感じながら充実感や満足感を得たい方、毎日の仕事を少しでも楽しく、ストレスなく働きたい方にはおすすめです。

それでは早速みていきましょう。

「人の強み」と「やりたいこと」は、基本的にまったく別物である。

出典:トッド・ローズ/オギ・オーガス(2021)『Dark Horse「好きなことだけで生きる人」が成功する時代』株式会社三笠書房.
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仕事の見つけ方、仕事探しのコツ

仕事の見つけ方仕事探しのコツを、わかりやすく解説いたします。

まずはじめに、「どんな仕事でもかまわない」というのであれば、大手の転職サイトやハローワークを覗いてみると、仕事は簡単に見つかりますが、やりたい仕事や自分が希望する条件をすべて満たす仕事を見つけようとすると、多くの場合、仕事探しはうまくいきません。

では、どうすれば自分が求める仕事を見つけることができるのか?

となりますが、

この問いに答える前に知っておくべき事実があります。

それは、

企業が求める人材と求職者との間には、根本的に「大きな溝がある」ということです。

多くの企業は、主に事業拡大や業績アップを目的として、必要とされるピースを埋めるために人材を採用しますが、一方で、求職者は自分がやりたい仕事、自分に向いている仕事、自分が楽しいと感じる仕事を見つけるために求人を探します。

つまり、企業の目的と求職者の目的は根本的に異なり、企業は自分達にとって必要な人材を探し出し、採用したいのであって、求職者の願望を満たすことが目的ではありません。

言われてみれば当たり前のことですが、当事者(求職者)になってみると、そのことがすっぽり頭から離れてしまって、相手(企業)のことを考えることなく、自分のことばかり考えてしまうというわけです。

仕事探しが人生を左右する大きなイベントのひとつであることを考えると、それも仕方のないことかもしれませんが、恋人同士然り、相手の思いを汲み取ることができなければ、長くお付き合いすることはおろか、カップルになることも叶いませんから、仕事探しをする上で、企業の目的、つまり、「どのような人材を必要としているのか?」をよく理解することは絶対に欠かせません

上記のことから、求職者が企業の目的を無視して、やりたい仕事やお給料が高い仕事、条件や待遇がいい仕事を見つけたところで、採用される可能性が極めて低いことがおわかりいただけると思います。

逆に言うと、企業が求める人材に欠かせない要素と、自分の強みが重なる部分があれば、採用される確率は飛躍的に上がると言うわけです。

例えば、コミュニケーション能力やクロージングスキル、段取り力が求められる法人営業の求人に応募する場合、それらの能力を持っていなければ内定を勝ち取るのは難しいように思われますが、

「わかりやすい文章を書くことに関しては絶対的な自信がある」という人が、応募書類の中で

「わかりやすい営業資料を作成することで、営業部全体の成約率の底上げに貢献したい」

という提案を記したなら、採用担当者の目の色が変わる可能性は十分考えられます。

なので、最初の質問に戻りますが、

どうすれば自分が求める仕事を見つけることができるのか?

という問いを立てること自体が誤りで、正しくは、

自分が求める仕事を探すのではなく、「これだけは譲れない」という条件いくつか挙げて、それらを満たす求人をピックアップし、それぞれの企業が求める人材を深く理解し、自分の強みが活かせるかどうか?をよく吟味した上で、自分の強みがより多く活かせる求人だけに絞り込み、応募する際に自分の活かし方を伝える

となります。

上記を踏まえた上で、「仕事の見つけ方・仕事探しのコツ」をまとめておきましょう。

仕事の見つけ方・仕事探しのコツ

  1. 人よりも簡単かつ上手にできることや、自分の強みを明文化する
  2. 譲れない条件を設定し、転職サイトやハローワークで仕事を探す
  3. 条件に合致する求人を見て、求める人物像を明確にイメージする
  4. 企業が求める人物像と、自分の強みが重なる求人をリストアップ
  5. 自分の強みがより多く活かせる求人だけに絞り込んで、応募する

ちなみに、2つ目の「譲れない条件」とは、勤務地や就業時間、収入や仕事内容など、これだけは譲歩できないという条件を指し、最初は条件を少なく設定して、徐々に