DM(ダイレクトメール)の例文と書き方〜アパレル店の場合

兵庫県 出石の恐竜? 撮影者:うさやん

休眠顧客の掘り起こしや、新作をご紹介するためにDMを出そうと思っているんだけど…

「参考にできる例文はないだろうか…」

「書き方のポイントが知りたい!」

「どんなことを書けばいいか分からない…」

というあなたに、今回は

  • DM(ダイレクトメール)の例文〜アパレル店の場合
  • DM(ダイレクトメール)の書き方〜アパレル店向け

をご紹介いたします。

DMを作成するためにはそれなりの時間と労力がかかりますし、大量に送付する場合は印刷代や送付コストが発生しますから、

「DMを送付したけどまったく反響が得られない…」

という事態はなんとしても避けたいところです。

DM(ダイレクトメール)を使ってお客様にご来店いただくということは

  1. ポストに入っているDMを手に取っていただき
  2. DMの内容を最後まで読んでいただいて
  3. 最終的にご来店やご注文いただく

といった「自ら行動を起こさせる」必要があります。

ではDMにどんなことを書けば、手に取って、読んで、行動を起こしていただくことができるのか?

あらためまして、今回の記事では、

  • 過去に反響が高かったDMを参考に作成した「シークレットセールのDMの例文」をご紹介
  • 休眠顧客の掘り起こしや、新作のご案内を目的としたDM作成の「3つの秘訣」を解説
  • 目覚めた休眠顧客を再び眠らせないための施策として、オススメのノベルティをご紹介

いたします。

それでは早速見ていきましょう。

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DM(ダイレクトメール)の例文〜アパレル店の場合

DM(ダイレクトメール)の例文(架空のアパレルショップ)をご紹介いたします。

後ほど書き方のポイントを解説いたしますので、まずは全文をご一読ください。

このハガキをお受け取りになられた方限定!

年に1度のシークレットセール

 2020年11月20日(金)~25日(月)の4日間

いつも【ここに店名】にご来店いただきありがとうございます。

日頃の感謝の気持ちを込めて、年に1度のシークレットセールを開催いたします。

期間中、このハガキをご持参いただいた方に3つの特典をご用意しました。

特典その1 店内の商品が全て10%割引!

特典その2 〇〇ポイントがいつもの2倍!

特典その3 500円のお買い物券を進呈!

※ ハガキ1枚につき、お一人様のみ特典を受けられます。

※ セール品も含め、店内の全商品にお使いいただけます。

※ お会計の際、スタッフにこのハガキをお渡しください。

こんにちは、店長の〇〇です。2020年秋のトレンドアイテム「透け感ニット」や「ショートブーツ」の新作が続々入荷しました。定番カラーの「ベージュ・ブラウン」を中心に、差し色となる緑や青のアイテムも豊富にラインナップ。サイズやカラーが豊富なこの時期に、ぜひお気に入りのアイテムを見つけてくださいね。

スタッフ一同、あなた様のご来店を心よりお待ちしております。

当ブログに掲載している例文やテンプレートは、中小企業や小さい会社の「売れる仕組みづくり」に貢献するために、「少しでも考える時間や作業時間の短縮につながれば…」という思いから作成したものです。そのため、以下のルールを守って、一人でも多くの方に正しくお使いいただければ嬉しく思います。

  • 当ブログに掲載している例文をご使用いただく際は、内容をよくご確認いただき、ご自身の判断と責任においてお使いください。
  • 例文の内容につきましては、十分に吟味した上で作成しておりますが、正確性や確実性を保証するものではございません。
  • 当ブログに掲載している例文は、予告なしに内容を変更・削除する場合がございますので、あらかじめご了承くださいませ。
  • 当ブログの例文に関するトラブルにつきましては、一切の責任を負いかねます。ご理解ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。
  • 当ブログに掲載している例文を無断で転用したり、転載することを固く禁止します。

(※)文章中の「例文」とは、「例文・文例・テンプレート・定型文」などを含みます。

いかがでしょうか。

架空のアパレルショップを想定して作成したDM(ダイレクトメール)の例文ですが、少し修正を加えるだけで、実際のアパレル店でもご利用いただけます。

気になる文章表現や言い回しがございましたら、ご自由にコピーまたはアレンジしてお使いいただいてもかまいませんので、ぜひご活用くださいませ。

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DM(ダイレクトメール)の書き方〜アパレル店向け

DM(ダイレクトメール)の書き方を、先にご紹介した架空のアパレルショップのDMを使って、わかりやすく解説いたします。

DM(ダイレクトメール)の書き方の秘訣は、

3つのポイント」を押さえて、各ポイントを「順番通りに書く」ということです。

DM(ダイレクトメール)の書き方

  1. 希少性と限定感を掛け算する
  2. オファーの質と量を調節する
  3. 親しみやすさと最新の情報を

上記の3つのポイントと順番は、私が過去にDMを送付した経験から導き出した「反響を最大化するための秘訣」といっても過言ではありません。

それではひとつずつ見ていきましょう。

希少性と限定感を掛け算する

DM(ダイレクトメール)の書き方、最初のポイントは「希少性と限定感を掛け算する」です。

限定感」とは、読んで字の如く「限定している感じ」です。

先ほどご紹介した架空のアパレルショップの例文では、タイトルのリードコピーに

このハガキをお受け取りになられた方限定!

と記載することによって、

ハガキを受け取った方に限った特別なお知らせですよ

というメッセージを含ませています。

「贔屓客は離客する確率が低い」

といわれますが、人は「えこひいき」されると「お、なんだなんだ」と前のめりになって話を聞いてくれますから、DMを送るときに限定感は外せません。

一方で「希少性」とは、「欲しがる量に比べて利用できる量が少ない状態」です。

例えば、先にご紹介した架空のアパレルショップ例文では、

年に1度のシークレットセール

という部分がそれに該当します。

「年に1回しか開催しない貴重なセールですよ」

「このチャンスを逃すと次は1年後ですよ」

というメッセージをタイトルに入れ込むことによって、セールの希少価値を高めることができます。

この方法もDMの王道です。

限定感と希少性、いずれか一方の要素を盛り込んだDMを目にする機会は多々ありますが、これらふたつの要素を組み合わせた例は、あまり見かけません。

DMの冒頭で限定感と希少性を出すと、高い確率でDMを最後まで読んでいただけます。

DMを通じてお客様にご来店いただく最初の一歩。

それは「DMを最後まで見ていただくこと」に他なりません。

オファーの質と量を調節する

DM(ダイレクトメール)の書き方、2つ目のポイントは「オファーの質と量を調節する」です。

DMを通じてお客様にご来店いただにはく、単に商品やサービスを紹介するだけでは不十分です。

実店舗とネットショップ、いずれの場合も何かしらのオファー(特典)を用意する必要があります。

結論から申し上げると、特典をひとつだけにする場合は、大きなインパクトやメリットがあるものを用意しなければ、お客様が重い腰を上げることはまずありません。

しかし、特典をいくつか用意するのであれば、ひとつひとつの特典は小さくても、量(数)が質(内容)をカバーしてくれますから、飛躍的に反応(レスポンス)が良くなります

先にご紹介した例文では、

  • 店内の商品10%割引
  • ポイント2倍
  • 500円のお買い物券

という3つの特典を用意しました。

それぞれの特典をよく見ると、お世辞にも大きなインパクトがあるようには見えませんが、3つの特典を一度に言われると、

「あれも!これも!」

「こんなにたくさん!」

という印象を与えることができます。

しかも次のご来店で適用されるのは「店内の商品10%割引」のみで、「ポイント2倍」と「500円のお買い物券」は、実質2度目のご来店時に利用できる特典となりますから、今回のDMをきっかけに、うまくいけば継続的なご来店につなげることができるというわけです。

大切なことなので、もう一度言いますね。

大きなインパクトを与えるオファー(特典)であればひとつだけにして、

そうでない場合は複数のオファーを用意する。

オファーが高価なものであれば「抽選で〇〇名様にプレゼント!」とする方法ございますが、当たるかどうかわからないものに対しては行動を起こさない方も一定数いらっしゃることを考えると、オファーは「必ずもらえる」方がいいでしょう。

親しみやすさと最新の情報を

DM(ダイレクトメール)の書き方、最後のポイントは「親しみやすさと最新の情報を」です。

限定感と希少性という名の目覚まし時計で目を覚まさせて、

オファーの質と量で起き上がらせたら、

あとは優しい言葉をかけて、美味しい朝食を用意するだけです。

優しい言葉とは「親しみやすさを感じる要素」であり、

美味しい料理とは「お店にはこんな素敵な商品がありますよ」という「最新の情報

を意味します。

とりわけ、休眠顧客は長らくお店に足を運んでいないことに対して「負い目」を感じている場合もありますから、DMの中で親しみやすさを出して、

いつでもウェルカムですよ!

という雰囲気を出すことが大切です。

先にご紹介した例文では、あえて

こんにちは、店長の〇〇です。

と書くことによって「親しみやすさ」を出して、お店から届いたDMではなく、店長から届いた「手紙」であるかのように印象付けています。

加えて、「最新の情報」は休眠顧客に新たな発見や気づきを与え、行動を起こす大きな要因となることがあります。

お仕事や家事など日々の生活に追われていると、最新の情報に触れる機会は減る一方です。

そんなときに届いた1枚のDMの中に、自分が欲しかった情報が掲載されていたら…そう考えると、新鮮な情報の大切さがお分かりいただけると思います。

例文の中では「2020年秋のトレンドアイテム…」という部分がそれにあたります。

  • プリンターのランニングコストを下げたい
  • チラシやDM、お手紙の印刷料金を下げたい
  • 最近、プリンターや複合機の調子が悪い

という方は、

インクやトナー、プリンタや複合機、印刷会社を見直してみてはいかがでしょうか。

価格だけでなく、サービス内容やサポート体制など、印刷に関することで少しでも現状に不満や疑問をお持ちの方、とりわけ、3年以上同じ商品やサービスを利用している方は、以下の記事をチェックして、今使っているモノやサービスと比較してみましょう。

▶︎印刷コスト削減方法!インク・プリンタ・印刷会社の見直しを

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休眠顧客を再び眠らせないために

休眠顧客を掘り起こすためにDMを発送した結果、多くの休眠顧客が目覚めたら、今度は目覚めた顧客を再び眠らせないようにしたいですよね!

いろんな方法がある中で、ここでは

  • お店のことを思い出していただく
  • お店のことを忘れさせない

ことを目的とした、オススメの「ノベルティ」をいくつかご紹介いたします。

名入れボールペン

ノベルティの大定番といえば名入れボールペン。

とにかくノベルティ選びに迷ったら、名入れボールペンを選んでおくとほぼ間違いないでしょう。

職場や学校、お家の中でもボールペンは性別や年齢を問わず、誰でも重宝するアイテムですから、もらって嬉しくない人はいませんし、何本あっても困りません。

学生に配布するならシャープペンや蛍光ペンも喜ばれます。単価が少し上がりますが、フリクションペン(消せるボールペン)も若い世代に人気のペンです。

名入れカレンダー

壁掛けカレンダーや卓上カレンダーも、人気のノベルティです。

お店の名前がプリントされた名入れカレンダーを、オフィスやご家庭のリビングに設置していただくことができれば、1年間365日、日付や曜日を確かめるたびに、カレンダーに予定を書き込むたびに、お店の名前をPRすることができます。

名入れボールペンに比べると単価は上がりますが、長期間にわたって効果が持続することを考えると、配布する価値は十分あります。

名入れエコバッグ

見出しに「名入れエコバッグ」と書きましたが、要は携帯用の折り畳める(小さくできる)バッグであれば何でもOKです。

以前はコンビニやスーパーで買い物をすると、無料で「レジ袋」をもらえましたが、現在は有料のところが多いため、持ち運びに便利な携帯用のバッグは重宝されます。

携帯用のバッグは、ボールペンと同様に、「一家にひとつあればいい」というわけではありません。

通勤用の鞄にひとつ、通学用のリュックにひとつ、いつも持ち歩くショルダーバッグにひとつ…といった具合に、いくつあっても困ることはないでしょう。

そしてコンビニやスーパーで買い物をするたびに、お店の名前を目にすることになります。

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まとめ

今回の記事では、

「アパレルショップを想定したDM(ダイレクトメール)の例文と書き方」をご紹介しました。

あらためて、DM(ダイレクトメール)の書き方を要約しますと、

  1. DMを最後まで読んでいただくために、冒頭(タイトル)で希少性と限定感を組み合わせる。
  2. オファー(特典)の質と量を調節して、お店の負担とお客様のベネフィットを最適化する。
  3. 「親しみやすさ」でウェルカム感を出して、最新の情報を提供することで最後に背中を押す。

となります。

初めてお客様にDMを送付するという方は、ぜひ例文を自店に適した内容にカスタマイズして、早速お使いいただければと思います。

何度かDMを送付したことがある方は、今回ご紹介した「書き方の秘訣」の中から、何かひとつでも取り入れて、反響率アップにつなげていただければ幸いです。

最後にもうひとつ。

  • 少人数かつ低予算で「売れる仕組み」を作りたい
  • Web媒体を活用した集客や販売を強化したい
  • Webマーケティングの知識やスキルを身につけたい

という方に、おすすめの「Webマーケティングスクール・講座」をご紹介いたします。

Webマーケティングとは?

マーケティングとは、商品やサービスの魅力を効果的に伝える仕組みを構築し、集まった見込み客に他社との違いや自社の強みを伝え、顧客自らが商品を購入あるいはサービスを利用するまでの「一連の流れ」を意味します。

そして、Webマーケティングとは、Webサイトやランディングページ、ブログやSNS、メールマガジンやWeb広告など、Webを中心に行われるマーケティング(活動)を指します。

ビジネスの現場で通用する「実務レベルのWebマーケティング力」を独学で身につけるには、多くの関連書籍を読んで、実際に手を動かしながら、トライアンドエラーを何度となく繰り返すことになります。(私自身がそうであったように…)

その点、Webマーケティングスクールでは座学と実務をバランスよく取り入れた実践的なカリキュラムをこなすことによって、効率良くWebマーケティング学べるだけでなく、わからないことがあっても現役Webマーケターが疑問や質問に答えてくれるので安心です。

以下の記事では、

  • Webマーケター志望の大学生や、キャリアアップを目指す社会人を対象としたスクールを9つ
  • 社内Webマーケターを目指す方や、販売責任者・Web担当者を対象としたスクールを7つ

16個のWebマーケティングスクール・講座をご紹介するとともに、各スクール(講座)の特徴や自分に合ったスクール(講座)の選び方をわかりやすく解説しておりますので、少しでもご興味がある方は是非チェックしてみてくださいね。

ということで、今回はこの辺で。

最後までお読みいただき、ほんとうにありがとうございました (^.^)

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