「初めてのランディングページ制作で、気をつけるべきポイントは?」
というあなたに、今回は、
「ランディングページを制作する際に抑えておきたい2つのポイント」
をご紹介いたします。
ランディングページが有効に機能すれば、売り上げを生み出してくれる「マネーマシーン」として、放っておいても集客からクロージングまで行ってくれます。
それだけではありません。
ランディングページを作ることで「商品やサービスの売り方」がはっきりと見えてくるようになり、リアルな営業活動や接客にも活かすことができるのです。
それでは早速見ていきましょう。
ランディングページ制作のポイント
ランディングページを制作する際に抑えておきたいポイントをご紹介いたします。
ランディングページ制作のポイント【初心者向け】
- 情報の出し惜しみをすることなく掲載する
- 伝える内容と同様に、伝える順番を意識する
おしゃれでかっこいいランディングページと、売れるランディングページは異なります。
どんなにおしゃれでも、どんなにかっこよくても、掲載する内容や順番が間違っていれば、ランディングページの効果は半減してしまいますから、自社で制作する場合も、制作会社に依頼する場合も、まずは掲載する内容と順番に注意して制作しましょう。
それではひとつずつ簡単に解説いたします。
情報の出し惜しみはしない
ランディングページ制作のポイント、ひとつ目は「情報の出し惜しみはしない」です。
ランディングページを作る際は、商品についての詳しい紹介文をはじめ、
- サイズやスペック
- お客様の声(レビュー)
- 価格や納期
- 使い方や最適な用途
- 類似商品との比較
- 商品のベネフィット
- 開発ストーリー
など、思いつくことはすべて記載しておきましょう。情報の出し惜しみはいけません。
そしてもうひとつ、集客機能を強化する上で大切なことがあります。
それはお客様が探している商品群(商品カテゴリー)を検索する際の「検索キーワード」を意識して、タイトルや見出し、キャッチコピーやリードコピーを作成し、セールスライティングを行うことです。
「検索キーワード」に関してはご自身で考えることも大切ですが、実際にどのようなキーワードで検索されることが多いのかを確認するツールもありますので、それらを大いに活用しましょう。(「検索キーワード 調べ方」と検索するといろんな調べ方を紹介したページがヒットします)
伝える順番に注意を払う
ランディングページ制作のポイント、2つ目は「伝える順番に注意を払う」です。
ランディングページを作る際は、
何をどのような順番で伝えると、最もレスポンスが上がるのか?
を追求しなければなりません。
とりわけWebページは上から下にスクロールしますから、「伝える順番」はとても重要です。
逆に言うと、「伝える順番」を意識するだけで、ランディングページを最後まで読んでいただける確率が上がります。
そこでご紹介したいのが、日本一のマーケターと称される「神田昌典(かんだまさのり)」さんが提唱する「新・PASONAの法則」です。
神田昌典さんの著書は私も何冊か読ませていただきましたが、納得させられることばかりでとても勉強になります。ご存知ない方は、ぜひ手にとってみてください。
「新・PASONA法則」はセールスレターを書くときに
「何をどの順番で伝えるのか?」
という問いに対して、
- 問題提起(Plobem)
- 親近感(Affinity)
- 解決策(Solution)
- 提案(Offer)
- 絞込み(Narrow down)
- 行動(Action)
の順で書くと効果が上がるという、明確な答えを示してくれています。
(深く知りたい方は神田昌典さんの著書【稼ぐ言葉の法則――「新・PASONAの法則」と売れる公式41】をご覧ください)
まとめ
今回は、
「ランディングページを制作する際のポイント」
についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
前項でご紹介した「新・PASONA法則」の他にも「QUESTの法則」や「AIDMAの法則」など、ランディングページやチラシの作成に活用できる法則はいくつかあります。
そして、これらの法則の全てに共通することは、実際に営業活動を行うときやお店で接客するときにも大いに活用できるということです。
例えば、先ほどご紹介した「新・PASONA法則」を参考にランディングページを作成し、その内容と同じ流れで「何をどの順番で伝えるか?」を営業活動や接客の現場でも実践する。
つまりランディングページを「営業マニュアル」「接客マニュアル」として活用するのです。
当然ながら、ランディングページのレスポンスが良ければ、そのLPをマニュアルとした営業や販売も一定の成果が得られると予想されます。
営業活動や接客を行う中で、新たに気づいたことや効果的なフレーズが見つかったなら、ランディングページの内容に追加すると、さらにレスポンスが上がるかもしれません。
Webだけでなく、リアルな営業や販売も行っている中小企業、個人事業主様はぜひお試しいただければと思います。
余談となりますが、私は以前勤めていたネット印刷会社で商品開発やマーケティングを担当していたのですが、新商品をリリースするときは必ずと言っていいほどランディングページを制作していました。
私が企画した新商品は、すべて私がランディングページのディレクション(制作や進行管理の指示)を担当。キャッチコピーの作成やセールスライティング、ページのデザインラフや原稿なども用意して、社内にいるWebデザイナーに制作を依頼していました。
プチ自慢になりますが、ディレクションしたランディングページの中には、自然検索で1位を獲得したページもいくつかありますよ!
ランディングページの作り方はとても奥が深いので、ここですべてを語ることはできませんが、「誰にとってどんなメリットがあるのか?」「何をどの順番で伝えるか?」を意識して、自社商品の魅力や強みをわかりやすく伝えることを第一に考えて作ってくださいね。
最後にもうひとつ。
- 少人数かつ低予算で「売れる仕組み」を作りたい
- Web媒体を活用した集客や販売を強化したい
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ということで、今回はこの辺で。
最後までお読みいただき、ほんとうにありがとうございました (^.^)