「売掛保証サービスをいくつか比較したい」
「売掛保証とファクタリングの違いは何?」
「売掛保証とは?利用するメリットは?」
というあなたに、今回は
- 売掛保証サービスおすすめ3選
- 売掛保証サービス比較6項目
- 売掛保証とは?メリットは?
- 売掛保証とファクタリングの違い
について、どこよりもわかりやすく解説いたします。
車を運転する人が、万が一の事故に備えて入る自動車保険のように、売掛保証サービスは、取引先の予期せぬ倒産や未入金を保証してくれる便利なサービス…というだけではありません。
この後ご紹介する3つの売掛保証サービス(会社)は、売掛金の保証だけでなく、さまざまなメリットをもたらしてくれるとともに、小さい会社や中小企業の皆様が導入しやすいように、低料金でわかりやすく設計されています。
売掛保証サービスをご検討中の会社様は、本記事を参考にして自社に最適なサービスをお選びいただくとともに、売掛保証サービスの理解を深めていただければ幸いです。
それでは早速みていきましょう。
売掛保証サービスおすすめ3選
おすすめの売掛保証サービス(会社)を3つご紹介いたします。
売掛保証サービスおすすめ3選
▼クリックすると公式サイトへ移動します▼
保証開始日から1ヵ月間は無料で利用期限なし!1,400社の導入実績を誇る売掛保証サービス
東証プライム上場企業のGMOペイメントゲートウェイ株式会社が運営する売掛保証サービス
30日間の無料お試し!請求書1枚から倒産や未払いに備えることができる売掛保証サービス
上記3つの売掛保証サービスは、それぞれ特徴や料金プランが異なるため、自社の方向性や取引先の現状を考えながら、
- 保証してほしい範囲(金額)
- 保証してほしい期間
- 保証に費やせる予算
をチェックして、最適な売掛保証サービスを見つけていただければ幸いです。
それでは、3つの売掛保証サービスをひとつずつ詳しく見ていきましょう。
URIHO(ウリホ)
売掛保証サービスおすすめ3選、ひとつ目は【URIHO(ウリホ)】です。
【URIHO(ウリホ)】は月額9,800円で、取引先からの未払いに備えることができる売掛保証サービスです。
取引している会社(法人または個人事業主)が経営状況の悪化よって倒産、あるいは支払いが1ヶ月以上遅延した場合、取引先に代わって【URIHO(ウリホ)】が取引代金を支払ってくれます。
【URIHO(ウリホ)】を運営する株式会社ラクーンフィナンシャルは、株式会社ラクーンホールディングス(東証プライム上場)のグループ会社で、数千社以上の企業に売掛保証サービスを提供している他、大手損保会社や銀行などの金融機関と提携しているため、景気が悪くなったときも保証が守られるように万全の体制を整えているので安心です。
2022年4月時点での導入実績は1,400社以上。
中でも卸売業が最も多く、次いでサービス業、製造業、建設業など、多くの会社が【URIHO(ウリホ)】の売掛保証サービスを利用しています。
【URIHO(ウリホ)】の強み
- 取引先の登録から保証金の請求まで、全ての手続きがWebサイト上で完結できる
- 取引先の審査スピードは最短即日で業界最速水準。個人事業主も引き受け可能
- 取引先ごとに増額の可能性を3段階でお知らせ。与信結果を今後の取引の参考に
- 取引先の倒産や未入金が発生した場合、保証金の請求から最短10日で支払い可能
料金プラン
Aプラン | Bプラン | Cプラン | |
---|---|---|---|
月額の利用料金 | 9,800円 | 29,800円 | 99,800円 |
1取引先あたり保証額 | ~50万円 | ~500万円 | 制限なし |
全取引先の合計保証額 | ~1,000万円 | ~3,000万円 | ~7,000万円 |
こんな会社におすすめ | 1社あたりの取引額が小さい会社様 | 幅広い取引先に保証を掛けたい会社様 | 高額の取引先に保証を掛けたい会社様 |
例)Aプランを利用した場合
- 20万円の取引先 × 10社 = 200万円
- 30万円の取引先 × 10社 = 300万円
- 50万円の取引先 × 10社 = 500万円
上記30の取引先、合計1,000万円の取引代金の保証を受けることができます。
各プラン共通の内容
- 取引先ごとに保証額を設定できる他、合計保証額の範囲内であれば取引先の数に制限はなく、追加や終了も随時行うことができる
- 従来型の保証サービスとは異なり、半年以上や1年以上といった利用期間の制限はなく、解約も会員サイトから簡単に手続きできる
- 【URIHO(ウリホ)】を初めて利用する会社に限り、保証開始日から1ヵ月間は無料。なお、再入会の場合は無料期間が10日間となる
【URIHO(ウリホ)】では独自の審査基準を持った「与信の専門家」が取引先の審査を行います。
会社の規模や業績といった「数字から読み取れる内容」だけでなく、風評や社内体制といった情報など、外からは見えづらい小さなリスクも見逃すことなく取引先を審査してくれるので、【URIHO(ウリホ)】の審査結果を参考にして、取引条件を検討することも可能です。
上記のことから、未入金リスクの解消はもとより、新規取引先の積極的な開拓や、既存の取引先の与信管理を強化したいとお考えの会社様は、【URIHO(ウリホ)】の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
公式サイトでは【URIHO(ウリホ)】を導入している会社の事例も多数掲載しており、詳しい資料も無料でダウンロードできるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
GMO BtoB 売掛保証
売掛保証サービスおすすめ3選、2つ目は【GMO BtoB 売掛保証】です。
【GMO BtoB 売掛保証】は東証プライム上場企業のGMOペイメントゲートウェイ株式会社が運営しており、取引先の倒産や支払いの遅延にも対応している売掛保証サービスです。
最短2営業日という審査スピードをはじめ、対面やリモートに関わらず営業担当者がサービス内容を丁寧に説明してくれるので、初めての方でも安心・納得して利用できるのではないでしょうか。
料金プラン(月額定額プラン)
タイプS | タイプM | タイプL | |
---|---|---|---|
月額の利用料金 | 9,800円 | 29,800円 | 59,800円 |
1取引先あたり保証額 | ~50万円 | ~500万円 | ~500万円 |
全取引先の合計保証額 | ~1,000万円 | ~3,000万円 | ~5,000万円 |
各プラン共通の内容
- 最低の契約期間は半年となり、半年分の月額の利用料金(6ヶ月分)は前払いとなる
- 対象となる債権(保証金を請求できる権利)は、支払い期日が180日以内の売掛債権
※上記プランの他にも、大きな取引金額を保証する「カスタマイズプラン」があります。
なお、保証金を受け取るには、請求書や納品書といった「保証対象債権の内容を確認できる書類」をはじめ、取引実績や入金履歴がわかる書類のコピーなど直近1年分を提出する必要があり、保証金の受領スケジュールは、上記の書類を提出してから約20日以内となります。
アラームボックス ギャランティ
売掛保証サービスおすすめ3選、3つ目は【アラームボックス ギャランティ】です。
【アラームボックス ギャランティ】は請求書1枚から取引先の倒産や支払いの遅延リスクに備えることができる売掛保証サービスです。
Webサイト上で取引先を登録すると、【アラームボックス ギャランティ】が自動で審査を行い、実際に取引が発生したら、取引先一覧から保証したい金額を入れるだけで、取引先に知られることなく売掛保証ができます。
利用料金
- システム利用料:11,000円/月
- 保証料(率):0.1%~ 掛けた分だけ
例)1社の取引先に1,000万円の保証を掛けて、保証料率が0.1%だった場合
システム利用料(11,000円)+保証料(1,000万円×0.1=1万円)=月額料金(22,000円)
※保証料は審査によって異なり、毎月かけた分だけ支払う必要があります
※システム使用料は保証開始月から、または本利用登録の4か月後から発生
先にご紹介した2つの売掛保証サービスとは異なり、【アラームボックス ギャランティ】は請求書1枚から売掛保証ができることに加え、月額制の定額プランではないので、1取引先あたりの保証金額が高い場合であっても利用料金に無駄がありません。
なお、【アラームボックス ギャランティ】では、初回の審査依頼から30日間の無料トライアル期間を設けているので、気になる方は公式サイトから無料トライアルを申し込んで、操作画面の確認や取引先の審査を行なってみてはいかがでしょうか。
それではここでもう一度、3つの売掛保証サービス(会社)を確認しておきましょう。
▼クリックすると公式サイトへ移動します▼
- 保証開始日から1ヵ月間は無料で利用期限なし!1,400社以上の導入実績を誇る売掛保証サービス【URIHO(ウリホ)】
- 東証プライム上場企業のGMOペイメントゲートウェイ株式会社が運営している売掛保証サービス【GMO BtoB 売掛保証】
- 30日間の無料お試しアリ!請求書1枚から倒産や未払いに備えることができる売掛保証サービス【アラームボックス ギャランティ】
売掛保証サービス比較
前項でご紹介した3つの売掛保証サービスを、以下の6つの項目で比較いたします。
- 月額料金:毎月支払う保証(利用)料金
- 無料期間:無料お試し期間の有無(長さ)
- 審査の速さ:取引先を審査するスピード
- 利用方法:売掛保証サービスを利用する方法
- 利用期間:売掛保証サービスの最低契約期間
- 保証金支払:保証金が支払われるタイミング
それでは早速みていきましょう。
▼クリックすると公式サイトへ移動します▼
URIHO(ウリホ) | GMO BtoB 売掛保証 | アラームボックス | |
---|---|---|---|
月額料金 | 9,800円~ | 9,800円~(半年分前払い) | 11,000円+保証料(保証額×0.1~) |
無料期間 | 保証開始日から1ヵ月間 | なし | 初回の審査依頼から30日間 |
審査の速さ | 最短即日 | 最短2営業日 | 要問い合わせ |
利用方法 | Web上で完結 | Webから問い合わせ→面談 | Web上で完結 |
利用期間 | 制限なし | 半年以上 | 要問い合わせ |
保証金支払 | 請求から最短10日 | 請求から約20営業日以内 | 要問い合わせ |
あくまで個人的な感想となりますが、「わかりやすさ」「利用しやすさ」「継続しやすさ」において【URIHO(ウリホ)】が優れているように感じます。
自動車保険がそうであるように、今後は売掛保証サービスも「ネット完結型」が主流になるような気がするのは私だけでしょうか。
売掛保証とは
ここであらためて、売掛保証の理解を深めるために、「売掛保証とはどのようなサービスか?」をわかりやすく解説いたします。
売掛保証とは売掛金の未回収リスクに備えるための保証サービスで、取引先の倒産や未払いが起こった際に保証会社が代わりに取引代金を支払ってくれるサービスです。
では、売掛保証サービスを利用するメリットは何か?
売掛保証サービスを利用するメリット
- 未入金リスクを解消できる
- 新規の取引先を拡大できる
- 与信管理を仕組み化できる
ひとつずつ詳しくみていきましょう。
未入金リスクを解消できる
売掛保証サービスを利用する最大のメリットは、未回収の売掛金を保証してもらえることです。
取引先が倒産した場合はもちろん、経営状況の悪化によって入金が遅れた場合であっても、取引先に代わって売掛金を支払ってくれます。
売掛保証サービスを導入することで、想定外の資金不足に備えることができる他、入金が遅れている取引先への督促業務も無くなるので、本業に集中することができるというメリットも。
新規の取引先を拡大できる
新規の取引先を開拓する際、必ずと言っていいほど問題となるのが「支払い条件」と「支払い能力」ではないでしょうか。
取引先は常に
- 魅力的な商品があればたくさん購入したい
- 代金の支払いはできるだけ遅らせてほしい
と考えていますから、「売上の増大」と「掛け払い導入」を支える売掛保証サービスを導入することで、新規の取引先への積極的な営業が可能となります。
与信管理を仕組み化できる
売掛保証サービスでは、専門家が取引先の与信を調査します。
そして、プロの目で審査された取引先の審査結果を活用すれば、自社内で与信管理を仕組み化することも可能です。
例えば、新規の取引先を獲得したら売掛保証サービスを利用して与信調査を行い(※)、その結果を参考に取引条件や取引金額を設定するというフローを作成すれば、あれこれ考えることなくスムーズに取引を開始することができます。
※一般的には、売掛保証サービスによる審査が取引先に知られることはありません。
売掛保証とファクタリングの違い
売掛保証とファクタリングの違いについて簡単に解説いたします。
前項で解説した売掛保証とは異なり、ファクタリングとは、売掛金(売掛債権)をファクタリング会社に売却して資金調達を行う手法です。
具体的には、事業者が保有している売掛金や受取手形といった売掛債権を、ファクタリング会社に買い取ってもらい、売掛金の支払い期日よりも前に現金を得る(資金を調達する)方法で、利用するには一定の手数料が発生します。
ファクタリングは融資とは異なり保証人や担保を必要としないため、簡単かつ短期間で資金調達できる上、入金サイクルを短縮できるので一時的に資金繰りを改善できますが、本来支払われるべき取引金額から手数料が差し引かれるため、受け取る金額が少なくなってしまうデメリットも…。
ちなみに、ファクタリング会社に支払う手数料は、2社間ファクタリングの場合は10~30%、3社間ファクタリングの場合は1~9%と言われており、売掛先(取引先)の信頼性と売掛債権の金額によっても異なります。
売掛保証とファクタリングの違い
売掛保証サービス | ファクタリング | |
---|---|---|
利用方法 | 売掛保証サービスに登録して、事前に取引先を審査 | 早急に資金が必要になった際に、その都度申し込む |
利用料金 | 月額または1取引先ごとに、保証料金が必要となる | 売掛債権を買い取ってもらう際に、手数料を支払う |
まとめ
今回は
- 売掛保証サービスおすすめ3選
- 売掛保証サービス比較6項目
- 売掛保証とは?メリットは?
- 売掛保証とファクタリングの違い
について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
忘れないように、もう一度「売掛保証サービスおすすめ3選」をおさらいしておきましょう。
売掛保証サービスおすすめ3選
URIHO(ウリホ)
保証開始日から1ヵ月間は無料で利用期限なし!1,400社の導入実績を誇る売掛保証サービス
GMO BtoB 売掛保証
東証プライム上場企業のGMOペイメントゲートウェイ株式会社が運営する売掛保証サービス
アラームボックス ギャランティ
30日間の無料お試し!請求書1枚から倒産や未払いに備えることができる売掛保証サービス
余談になりますが、私が大学を卒業して就職した先は卸売業。
大阪にあるバラエティグッズの専門商社で、キャラクターグッズや生活雑貨、ぬいぐるみやギフト商材、駄菓子や文房具などを扱っていました。
私が卸売業者で働いていた8年6ヶ月もの間、お取引していたメーカーや小売店の倒産を目の当たりにするたびに、「どうにかして事前に予測できないものか…」と感じたものです。
自身が営業担当している小売店の中にも、毎月と言っていいほど支払い期日に入金していただけないお店があったので、経理の方から「入金の催促をお願いしますね」と言われるたびに、「嫌だなぁ…電話しずらいなぁ…」と思いながら、渋々受話器を手に取っていたことを今でも鮮明に覚えています。
メーカーと小売店の間に立ってお仕事をする卸売業は、必然的に取引先の数が増えるので、未入金のリスクも高く、自身の経験からも売掛保証サービスを積極的に利用、または活用していただきたい業種のひとつです。
今回ご紹介した売掛保証サービス【URIHO(ウリホ)】の導入企業の内訳を見ても、卸売業がダントツの1位で半数近い45.3%を占めており、2位のサービス業が18.7%なので、卸売業における売掛保証サービスの需要の高さがわかります。
ということで、今回はこの辺で。
最後までお読みいただき、ほんとうにありがとうございました (^.^)
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