「もうワンマン社長にはついていけない…」
「社長のワンマンぶりにはうんざり…」
というあなたに、今回はタイトルの通り、
ワンマン社長についていけないと思ったらやるべき3つのこと
をご紹介いたします。
ワンマン社長は、余程のことがない限り変化することはありません。
おそらく、この先もずっとワンマンぶりを発揮し続けることでしょう。
年を重ねるほど人間は変化を嫌うようになりますから、むしろワンマンぶりがエスカレートする可能性もあるほどです。
私も過去にワンマン社長のもとで働いた経験がありますが、例に違わず、退職するまで性格や考え方、言動など何ひとつ変わることはありませんでした。
誤解がないように言っておきますが、私はすべてのワンマン社長が悪いとは思いません。
ただ、
「自分にはどうしても受け入れられない…」
「いろいろ試してみたが、もう耐えられそうにない…」
と思うほど、心身ともにストレスを感じるのであれば、小手先の対処法では限界があります。
自分を守るために、新たな一歩を踏み出す時が来たと思った方がいいでしょう。
ワンマン社長についていけないと思ったら
ワンマン社長についていけないと思ったときは、どうすればいいか?
結論から申し上げると、
ワンマン社長についていけないと思っている時点で、その会社に残る意味はありません。
「退職へのカウントダウンが始まった」と見て間違いないでしょう。
ただし、すぐに会社を辞めることはオススメできません。
会社を辞めるということは、
- これまで社内で築いてきた地位や実績がなくなる
- 現在の年収を維持できる可能性が極めて低くなる
- 職場の同僚や親しいお客様と仕事ができなくなる
ことを意味します。
しかし、このまま会社に残ったとしても、毎日が憂鬱で、朝起きるのも辛くなり、会社に向かう足取りも重く、仕事へのやりがいも感じられない…そんな日々が続くことは簡単に予想できます。
自分を押し殺し、仕事に対するモチベーションが上がらないまま、会社に残ってワンマン社長についていくことは、人生の貴重な時間を浪費することに他なりません。
さらに、社長にしてみれば
「なぜ彼(彼女)は自分の考えを理解しようとしないのか?」
という目であなたを見ている可能性もありますから、そのような状況で、社長から高い評価を勝ち取ることは極めて難しいと言えます。
上記のことから、もしあなたが
「もうこれ以上、ワンマン社長にはついていけない!」
と思ったら、それは、「人生の新たな扉を開くシグナル」と捉えた方が賢明です。
では、ワンマン社長についていけないと思ったら、具体的にどうすればいいか?
ワンマン社長についていけないと思ったらやるべきこと
- 退職する日(1年以内)を明確にする
- 自分が本当にやりたいことを見つける
- 退職日までスキルアップに重点を置く
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
退職日を明確にする
ワンマン社長についていけないと思ったら、まずはじめに退職日を決めます。
可能であれば1年以内に設定しましょう。
「来年の夏頃」「今年の冬」といった中途半端な時期を決めるのではなく、
「何月何日に退職する」
と、退職する日を明確にします。
そして、決定した退職日から逆算して、1ヶ月前までにすべきこと、3ヶ月前までにすべきこと、6ヶ月前までにすべきこと、今からやるべきことなどを具体的に決めるのです。
そうすることで、
「退職日まではとにかく頑張ろう」
「いずれ退職するのだから、割り切って仕事をしよう」
と、自分でも驚くほど社長のワンマンぶりが以前ほど気にならなくなり、粛々と目の前の仕事に取り組むことができるようになります。
次第に仕事へのモチベーションが上がり、仕事に集中できるようになり、あらためて仕事の楽しさを感じるようになれば、「会社に残る」という選択肢も浮上することがあります。
あるいは、そうこうしているうちに、社長のワンマンぶりが改善されることも稀にあります。
その時はその時、また考えればいいのです。
やりたいことを探す
ワンマン社長についていけないと思ったら、退職日を決めると同時に、あらためて
「自分が本当にやりたいことは何か?」
を考えてみましょう。
会社を辞めて転職するにしても、
起業するにしても、
考えが変わって今の会社に残るにしても、
「自分が本当にやりたいこと」を見つけて、可能な限り自分のやりたいことを仕事に結びつける方が、成果を得やすいことは明らかです。
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド』の著者である八木仁平さんは、著書の中で、やりたいことの見つけ方には順番があると言っています。
その順番とは、
- 大事なことを見つける
- 得意なことを見つける
- 好きなことを見つける
まずは、自分が大事にしていること(価値観)を見つけて、「何にために働くのか?」という仕事の目的を決めます。
例えば、私の場合は「中小企業や小さい会社の業績アップを通じて社会に貢献すること」が仕事の目的です。
次に、自分が得意にしていることの中から「やりたいこと」を見つけます。
例えば、私の場合は「文章を書くこと」「体系的にまとめること」が得意であり、それらが「やりたいこと」になります。
そして最後に、自分が好きなことを見つけて、大事なことを守りながら得意なことが活かせる仕事を探します。
例えば、私の場合は、「売れる仕組みづくり」や「Webマーケティング」が好きなので、得意なことが活かせるブログを通じて、中小企業や小さい会社の業績アップにつながる情報を発信しています。
上記の「大事なこと」「得意なこと」「好きなこと」の3つが重なる部分を見つけ出して、自分の仕事にすることができれば、大きな成果を得ることができるでしょう。
スキルアップを図る
ワンマン社長についていけないと思ったら、退職日を決めると同時に、あらためて「自分が本当にやりたいことは何か?」を考えたら、
「やりたいことをやるために必要なスキル」を少しずつ身につけていきましょう。
ワンマン社長についていけないからといって、会社の仕事を中途半端に行うわけにはいきませんから、与えられた役割をしっかりこなしながら、隙間時間を見つけて、スムーズに新たなスタートが切れるように準備を始めます。
最近では副業を認めている会社も増えていますので、「やりたいこと」に関連する副業にチャレンジして、お小遣いを稼ぎながらスキルを身につけることも可能です。
通勤途中の電車の中や仕事の休憩時間、早起きによる出勤前の時間や就寝前の時間など、いわゆる「隙間時間」を有効に使えば、トータルで1日に1時間以上は確保できるはず。
1ヶ月あたり20時間確保できれば、1年間で240時間。
これだけの時間があれば、確実に何らかのスキルを身につけることができます。
まとめ
今回は、
「ワンマン社長についていけないと思ったらやるべき3つのこと」
についてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか。
忘れないように、もう一度おさらいしておきましょう。
ワンマン社長についていけないと思ったらやるべきこと
- 退職する日(1年以内)を明確にする
- 自分が本当にやりたいことを見つける
- 退職日までスキルアップに重点を置く
「ワンマン社長についていけない」という方に限らず、職場で心身ともに大きなストレスを感じているようであれば、自分の心の持ち方を変えるなどして、どうにかこうにかやり過ごす方法もあるでしょうが、心と体が壊れてしまう前に、個人的には今の会社からいったん離れることをオススメします。
退職でなくても、長い休暇をとって自分の人生を見つめ直したり、休職という形で数ヶ月後の復帰を目指すなど、落ち着いて考える時間を確保するために、とにかく距離を置くことが大切です。
毎日忙しく働いていると、ゆっくりと自分の人生について考える時間を持つことができません。
そして、気が付けば何の進歩もないまま1年が過ぎていた…ということに。
時が過ぎるのはあっという間です。
人生100年時代と言われる中、健康寿命が伸びている今日において、65歳〜70歳くらいまで働かなければならないと考えているのは私だけはないと思います。
もしも70歳まで働くことになれば、今現在40歳の方でも、長くてあと30年は現役で働くことになり、今持っているスキルが30年後も通用するかどうか…甚だ疑問です。
そうなると、今の職場に残ることによって、
- ストレスが原因で、健康寿命が縮まる
- 新たなスキルを身につける機会が減る
という2つのリスクが生じます。
そして、上記のリスクを回避するためには「転職」も視野に入れて、できるだけ早く、今の会社を離れるための行動を起こす必要があります。
最後にもうひとつ。
もしあなたが今の会社や社長に不満や憤りを感じていて、
「自分に興味を持ってくれる企業からオファーがあれば、転職を検討したい」
「会社の評価だけでなく、自分の市場価値を確かめたい」
「今の会社よりも待遇や条件が良ければ、すぐにでも転職したい」
と思っているのであれば、「転職スカウトサービス」の利用をおすすめいたします。
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ということで、今回はこの辺で。
最後までお読みいただき、ほんとうにありがとうございました (^.^)