業績アップのための取り組み!まずは考え方を変えること

徳島県 日和佐にて 撮影者:うさやん

「業績アップに最も効果的な取り組みは?」

「業績を上げるために、まずは何から手をつけるべきか?」

というあなたに、今回は、業績アップのプライオリティ(最優先事項)についてお伝えします。

たいへん失礼な言い方かもしれませんが、「業績アップ」を求めている方は、今現在の業績に満足していない、あるいは、業績が低迷しているとお察しします。

うまくいかない時は、知らず知らずのうちに、「うまくいかない考え方」や「うまくいかないやり方」をしているものです。

ではなぜ「うまくいかない考え方」や「うまくいかないやり方」をしてしまうのか?

答えは簡単。

以前はその「考え方」や「やり方」でうまくいったから。

しかし、今回はうまくいかない…ということは…まずはじめにすべきことは?

早速見ていきましょう。

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業績アップのための取り組み

業績アップのための取り組みとして、まず最初にすべきことは何か?

組織改革?それとも新商品の開発?あるいは新事業をスタートする?

それらも業績アップのための取り組みではありますが、まずはじめにすべきことは、「これまでの考え方を変えること」あるいは「アップデートすること」です。

なぜそんなことが言えるのか?

まずは「業績が低迷する要因」から考えてみることにしましょう。

業績が低迷する最大の要因

業績が低迷する最も大きな要因は?

さまざまな要因が考えられると思いますが、誤解を恐れずに申し上げると、

「変化に対応できなかったから」

「変化に気がつかなかったから」

でしょう。

会社やお店によって細かい理由はあるにせよ、業績が低迷するきっかけは、

「変えるべきところを変えなかった」

「変えてはいけないところを変えてしまった」

あるいはその両方が原因ではないでしょうか。

中には

「変えたくても変えることができなかった…」

「変えたくなかったけど変えざるを得なかった…」

という方もいらっしゃるかもしれません。

何を隠そう私も過去にそんな悔しい経験をした一人ですから、お気持ちは痛いほどわかります。

「ほんとうは〇〇したかった」

というのがいちばん悔しいですからね…。

「その経験に意味があると思える時がきっとくる」

と誰かが言っていましたが、まさにその通り。

しかし、苦しくて悲しいこと、悔しくて辛い経験もきっと何かの意味があります。

結果を残す人の大きな特徴は、

「転んでもすぐに立ち上がること」

だそうです。

もし業績が低迷しているのなら、落ち込んでいる暇は1秒たりともありません。

考え方を変えるチャンス到来

業績の低迷は、これまでの考え方を変えるチャンスです。

業績が好調な時に、

「なぜ変えるべきところを変えなかったのか?」

「なぜ変えてはいけないところを変えてしまったのか?」

その原因のひとつは、過去に業績を上昇カーブに導いた経験がもたらす自信やプライドです。

業績が順調だった頃を知っている人は良くも悪くも「成功体験」をしていますから、自分の考えに自信を持っている人が多く、強いこだわりやプライドを持っている人も少なくありません。

それはとてもいいことなのですが、その自信やこだわりが誤った方向にエスカレートすると謙虚さを忘れ、それがいつしか慢心へと変わり、挙げ句の果てには

「自分の考えは常に正しい」

という大きな勘違いしてしまう場合があります。

そうなると先輩や上司、メンターや親しい人の意見さえも耳に入らなくなり、たとえ誤った方向に舵を切っていたとしても、誰も止めることはできません。

もし「自分の考えが常に正しい」という誤った考え方を変える機会があるとすれば、残念ながら、それは「業績の低迷が続いた時」でしょう。

そうなるまでは、よほどのことがない限り、自分の考えを自分で否定することは難しいと思われます。

あまり良い表現ではないかもしれませんが、もし今現在も業績が低迷しているのであれば、ある意味それは変化を起こすタイミングであり、考え方を変える大きなチャンスです

目の前に起こることに偶然はなく、全ての出来事は必然であると言われますから、業績の低迷を学びの機会と捉えて、勇気を持って「変化への一歩」を踏み出しましょう。

従業員とその家族を大切に思い、

再び喜びを分かち合いたいと思っているのなら、

これまで支えてくださったお客様に新たな価値をお届けしたいと思っているのなら、

手遅れにならないうちに今すぐ行動すべきです。

「考え方を変えること」を拒まなければ、業績のV字回復は必ず実現できます。

業績をV字回復させるために

V字回復という言葉が存在するということは、

過去に業績を急激に回復させた企業がいくつもあるということ。

もちろんこれからもそのような企業は現れるでしょうし、もしかすると次にV字回復する企業は御社かもしれません。

ただし今の考え方を変えることなく行動し続けると、世間で効果があると言われている施策を実行したとしても、業績のV字回復はおろか、むしろコストだけが増えてしまって、ますます業績を悪化させる可能性も考えられます。

なぜなら世の中には「原因と結果の法則」が作用しているからです。

思いや考えは行動に表れ、行動は結果に表れます。

つまり業績が低迷しているということは、行動をあらためる以前に、その根本的な原因となっている「考え方」を変えなければ結果を変えることなど到底できません。

少々無責任なことを言うようですが、これまで実績をあげてきた考え方を一旦脇に置いて、多くの賢人が実証してきた考え方をインストールし、これまでの考え方をアップデートすることができれば、必ず業績は上がります。

私たちが手にするものは、私たちが手にしたいと願い、祈るものではなく、私たちが公正な報酬として受け取るものです。私たちの願いや祈りは、私たちの思いや行いがそれと調和したものであるときにのみ叶えられるのです。

出典:ジェームズ・アレン(2003)『「原因」と「結果」の法則』株式会社サンマーク出版.
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まとめ

今回は業績アップのための取り組みとして、「まず最初に考え方を変えること」をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

「原因と結果の法則」の著者であるジェームズ・アレンは、本の冒頭でこんなことも言っています。

心は、創造の達人です。

そして、私たちは心であり、思いという道具をもちいて自分の人生を形づくり、そのなかで、さまざまな喜びを、また悲しみを、みずから生み出しています。

私たちは心の中で考えた通りの人間になります。

私たちを取りまく環境は、真の私たち自身を映し出す鏡にほかなりません。

出典:ジェームズ・アレン(2003)『「原因」と「結果」の法則』株式会社サンマーク出版.

すべての始まりは「心」から。

まさに「心」にズシンとくる言葉ですね。

最後にもうひとつ。

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ということで、今回はこの辺で。

最後までお読みいただき、ほんとうにありがとうございました (^.^)

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