人の心を動かす人の特徴とは?話し方や行動に共通するもの

北海道 釧路動物園にて 撮影者:うさやん

「人の心を動かす人は、どのような特徴があるのか?」

「人の心を動かす人は、どういう話し方をするのか?」

「人の心を動かす人に共通する行動パターンは?」

そんなあなたに、今回は、

人の心を動かす人の特徴」について、具体例を示しながらわかりやすく解説いたします。

人の心を動かす方法としては、心理学をはじめとする様々なテクニックがありますが、今回ご紹介する方法はそれらの方法とは一線を画す、超シンプルな方法です。

人の心を動かす人は、話し方や行動に共通点があります。

その共通点とは、彼(彼女)らの話し方や行動からは、常に「熱が伝わる」ということ。

人が放つ「熱」とは、つまり「情熱」のこと。

そこで質問です。

あなたは日頃から自分が販売している商品やサービスについて、情熱的に語っていますか?

お客様を目の前にして口頭でお伝えする時だけでなく、Webサイトやランディングページで商品をPRする時、チラシやパンフレットでサービスを紹介する時、淡々と機能や使い方だけを伝えていませんか?

だとすればお客様の心を動かすこと、ましてや購入や利用につなげることは難しいかもしれません。

なぜなら「熱」は良くも悪くも伝わりやすく、伝える時の温度が結果に大きく影響を及ぼすからです。

ではなぜ情熱的に語ると、人は心を動かされるのか?

それでは早速見ていきましょう。

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人の心を動かす人の特徴とは

人の心を動かす人の特徴、それは「情熱的」であることです。

人間は話す内容よりも感情に左右されやすい生き物であり、「熱量」が伝わることで感情に直接訴えかけることができると言われています。

つまり情熱的に語るという行為は、人の心を動かす最も効率の良い方法なのです。

例えば、元テニスプレーヤーの松岡修造さんって、ほんとうに情熱的ですよね?

「あの熱さがたまらなく好き!」

「見ていてこちらまで熱くなる!」

という方も多いと思いますが、何を隠そう私もその一人です。

その情熱的なキャラクターから、過去には「心を元気にする本気の応援メッセージ」と題して「まいにち、修造!」日めくりカレンダーが発売され、品切れを起こすほどの人気ぶりだったことを覚えています。

あまりにも大ヒットしたため、後にその続編!?となるカレンダー「まいにち、新・修造!君ならできる!」や「ほめくり、修造!」も発売されました。

ほんとうにスゴイとしか言いようがありません。

それはさておき、

スポーツニュースや試合の解説をしている松岡さんのお話ぶりや表情、身振り手振りからは選手のパーソナリティーや魅力だけでなく、勝利に対する熱い思いや、これまでの努力なんかも伝わってくるような気がするのは私だけでしょうか。

おそらく松岡さんが発する言葉、一挙手一投足に「情熱」が込められているから、知らず知らずのうちにこちらも熱くなってしまうのだと思います。

では、なぜ松岡さんはそれほどまでに情熱を込めて語ることができるのか?

あくまで個人的な見解ではありますが、「本気」だからできるのだと思います。

例えば、現役の選手にインタビューするとき、

本気で選手に寄り添い、本気で選手の気持ちを理解しようと試みる。

ご自身もテニスプレーヤーとしてご活躍された経験がありますから、テニスに限らずスポーツ選手が誰しも経験する不安や悩み、栄光や挫折、喜びや悲しみに心から共感できることも松岡さんの強みだと思います。

そんな松岡さんが本気で取材するからこそ、選手も松岡さんに心を許して本音で語りますし、その想いを選手に代わって、選手以上に私たちに熱く語ることができるのでしょう。

つまり、人の心を動かす人の特徴は「情熱的」であるとともに、何事にも本気で取り組むことができる人と言えるのではないでしょうか。

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人の心を動かす話し方や行動

人の心を動かす話し方や行動とは、どのようなものか?

ビジネスにおいて、お客様の心を動かすためには、商品やサービスを使う人のベネフィット(得られるメリット)を本気で考え、その人の気持ちに寄り添い、それを利用する人に心から共感することが求められます。

ただ単に、情熱的な話し方や行動をすればいいというものではありません。

お客様のことを考えずに、

「この商品がどれだけ優れているか?」

といった機能や利便性だけを熱心に語っても、熱は伝わらないでしょう。

どちらかというと、その商品がお客様にもたらすメリットや変化(ベネフィット)について、お客様の気持ちに寄り添いながら熱意をもって語りかけるようにご説明する、あるいはご案内するといった感じでしょうか。

売りたいからと言って強引にオススメしたり、しつこく説得をするような態度は絶対にいけません。

相手の立場に立って考えてみるとお分かりいただけると思いますが、例えば、あなたが自宅で使っているノートパソコンの調子が悪くなって、家電量販店に買いに行くことになったとしましょう。

店頭には数多くのノートパソコンが並んでいて、商品の前に掲示しているポップにはそのスペックが小さな文字でびっしりと記載されています。

パソコンに疎いあなたはそれを見てもさっぱり意味が理解できず、自分が必要としているノートパソコンがどれなのか見当もつきません…。

そんなときに声をかけてくれた店員さんが、あなたの使用環境や使用頻度、予算やこれからノートパソコンを使ってやりたいことなどを丁寧にヒアリングした上で、あなたにとって最適の一台を勧めてくれたとしましょう。

もちろんそのノートパソコンがあなたにもたらす数多くのメリットとともに、納得するまであなたの質問に答えてくれたことは言うまでもありません。

最後に胸を張って

「ほんとうに良い商品なので、ぜひ買ってください」

と一言。

あなたは店員さんにどのような印象を受け、その後どんな行動をとりますか?

松岡さんがインタビューする選手のことを熱く語るように、あなたが販売している商品やサービスを熱く語ることで振り向いてくれる人は必ずいるはずです。

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まとめ

今回は、「人の心を動かす人の特徴」について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

お伝えした内容を、ぜひ日々の生活やビジネスの現場でお試しいただければ幸いです。

特に、ビジネスの現場で営業や接客を行う際は、お客様の立場になって考えた結果、

「必ずお客様のためになる」

と思えたなら、自信を持って情熱的にオススメしましょう。

すべてのお客様にあてはまるわけではありませんが、自社の商品がほんとうに良いもので、目の前にいるお客様の不安や悩みを解決する手助けになるのであれば、お客様は

「勧めてくれてありがとう」

「こんな商品がほしかった」

と言ってくれます。

最初は戸惑うかもしれませんが、それをが自分にとって必要であることを理解した瞬間から、販売員(売り手)はお客様にとって感謝するようになり、頼りがいのある存在に一変します。

自信をもって情熱的に商品をオススメした結果、お客様が救われる、満足する、そして感謝される…こんな素晴らしいことはありません。

モノを売るという行為は、売り手の利益だけを考えるのではなく、買い手の利益があってこそ成立するものだと思います。

この考え方を抜きにして顧客ロイヤリティを高めることはできません。

自社の商品をほんとうに必要としているか?

をしっかりと見極めて、必ずお客様のためになると思えたなら、それを手にして得られるものを熱心に説明し、お客様の気持ちに寄り添いながら、説得するのではなく「納得」していだけるように語りかけてみてください。

きっと今までにない反応が得られるとともに、商品を売る楽しさや喜び、充実感や仕事に対する「やりがい」を感じることができるでしょう。

そして自分がお勧めした商品やサービスが、お客様に受け入れられる経験を積み重ねるうちに、自分の仕事に自信が持てるようになります。

人の心を動かすことができるのは、人の心に寄り添って、しっかりと熱を伝えること。

小手先のテクニックや、完成されたマニュアルよりも、まずは「情熱」です。

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ということで、今回はこの辺で。

最後までお読みいただき、ほんとうにありがとうございました (^.^)

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