「メルマガのコラムや編集後記のネタに頭を悩ませている…」
「メルマガに掲載する面白いネタの書き方とは?」
「メルマガのネタを集める具体的な方法が知りたい」
というあなたに、今回は
- メルマガのコラムや編集後記に最適な「ネタ探しのやり方」
- メルマガのコラムや編集後記に最適な「面白いネタの書き方」
を、具体例を交えながらわかりやすく解説いたします。
メールマガジンは定期的に配信することが大前提なので、当然ながら「締め切り」が決まっており、配信日の2、3日前までには原稿を書き上げておかなければなりません。
にもかかわらず、
「メルマガを始めた当初はネタをストックしていたが、最近ではストックもストックも底を突いてしまって、いつも締め切りに追われている…」
という方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介する「ネタ探しのやり方」と「面白いネタの書き方」は、私が10年以上メルマガの企画・配信に携わってきた中で辿り着いた、極めて再現性が高い「メルマガのネタの探し方・書き方」です。
尽きることなくメルマガのネタを出し続けるにはどうすればいいか?
探し当てたメルマガのネタを文章に起こす際の具体的な書き方とは?
早速、その答えを見ていくことにしましょう。
メルマガのネタ探しのやり方
メルマガのコラムや編集後記に最適な「ネタ探しのやり方」を解説します。
メルマガのコラムや編集後記の主な目的は、
- 読者に親近感を抱かせる
- 読者にホッと一息ついてもらう
- 読者の役に立つ情報を発信する
ことに他なりません。
そして、メルマガのコラムや編集後記の目的を果たすためには、季節を感じさせる話題に触れながら、メルマガ担当者の個人的な体験談や心を動かされた出来事などをお伝えすることで、
- メルマガ担当者の人となりを知ってもらう
- 実体験から得た貴重な一時情報を提供する
ことが最も有効です。
では、どのようにして、メルマガのコラムや編集後記に適した「ネタ探し」を行うのか?
結論から申し上げると、
以下にご紹介する「2つの要素」を掛け合わせることで、誰でも簡単にメルマガ向きの面白いネタを探し当てることができます。
メルマガのネタ探しのやり方 = 6つの主題 × 各月の話題
それでは、「6つの主題」と「各月の話題」を詳しく見ていきましょう。
一時情報となる「6つの主題」
メルマガのネタ探しに欠かせない「6つの話題」をご紹介いたします。
メルマガのネタ探しに欠かせない6つの主題
- 今だから言える私の過去を赤裸々に
- とっておきの方法や、裏技をご紹介
- 心から感動した出来事を具体的に!
- 人生初!私の〇〇体験談をリポート
- 最近わかった衝撃的な事実をご報告
- 価値観や考え方に、影響を与えた本
ご覧の通り、いずれの主題も「自身の過去の体験」がベースとなっています。
上記「6つの主題」の中からどれかひとつを選んで、この後にご紹介する「各月の話題」を掛け合わせることによって、メルマガのコラムや編集後記に適した「メルマガ向きの面白いネタ」を探り当てることができます。
共感を得やすい「各月の話題」
メルマガのネタ探しに欠かせない「各月の話題」をご紹介いたします。
季節を感じさせる話題は、多くの読者から共感を得やすいという点においては、これ以上ない話題です。
季節に関する雑学や豆知識などは「ありきたり」と思われてしまいますが、先にご紹介した「6つの主題」と組み合わせることで、オリジナリティ溢れる新鮮な話題として受け止められます。
それでは早速、1月から12月まで、各月と関連性が高い話題(キーワード)を見ていきましょう。
1月のメルマガのネタ
お正月/お年玉/干支/福袋/餅つき/年賀状/初詣/出初式/初夢/書初め/初売り/七草/成人の日/鏡開き/大寒/受験生/大学入学共通テスト/スキー・スノーボード など
2月のメルマガのネタ
節分/恵方巻/福豆/立春/バレンタインデー/バレンタインギフト/チョコレート/花粉症/建国記念日/入園入学準備/天皇誕生日/風邪・ウイルス対策/雪あそび/乾燥 など
3月のメルマガのネタ
ひなまつり/新生活準備/卒業式/就職/新社会人/進学/引越し/習い事/学習塾/東日本大震災/防災対策/ホワイトデー/春休み/桜の開花/お花見/プロ野球開幕 など
4月のメルマガのネタ
春の行楽/新学年/エイプリルフール/新生活スタート/入園・入学/入社/転勤/新学期/お弁当作り/ゴールデンウィーク/旅行/観光/帰省/ガーデニング など
5月のメルマガのネタ
憲法記念日/みどりの日/こどもの日/玩具ギフト/鯉のぼり/ちまき/柏餅/五月人形/母の日/カーネーション/フラワーギフト/紫外線対策/アウトドア/キャンプ/バーベキュー など
6月のメルマガのネタ
梅雨入り/紫陽花/カエル/カタツムリ/除湿/部屋干し/コインランドリー/エアコン/扇風機/虫除け・蚊取り線香/父の日/父の日ギフト/衣替え/クールビズ など
7月のメルマガのネタ
七夕/梅雨明け/海の日/海開き/海水浴/プール/水着/かき氷・アイスクリーム/夏休み/虫取り/夏野菜/アサガオ/丑の日/うなぎの蒲焼/熱中症対策/日焼け など
8月のメルマガのネタ
夏祭り・花火大会/浴衣/ひまわり/高校野球・甲子園/終戦記念日/山の日/お盆休み/お墓参り/猛暑・真夏日/そうめん/スイカ/水分補給/食中毒・カビ/夏バテ など
9月のメルマガのネタ
敬老の日/秋分の日/お月見/お団子/秋の行楽/温泉旅行・バス旅行/お彼岸/鈴虫・こおろぎ・トンボ/コスモス・すすき/秋の衣替え/台風/秋の夜長・読書 など
10月のメルマガのネタ
ハロウィン/仮装・コスプレ/ホームパーティー/カボチャ・きのこ・りんご・さつまいも/新米・新酒/山の紅葉/お肌の乾燥対策/リップクリーム・保湿クリーム など
11月のメルマガのネタ
文化の日/勤労感謝の日/ブラックフライデー/ボージョレ・ヌーボー解禁/秋の紅葉狩り/プロ野球 日本シリーズ/七五三/冬支度・暖房・防寒・ウォームビズ/鍋料理 など
12月のメルマガのネタ
クリスマス/クリスマスケーキ・フライドチキン/大晦日/大掃除/お正月準備・年越し・おせち料理・年賀状/冬のボーナス/初雪/冬休み/宝くじ/ウインタースポーツ など
メルマガ向きの面白いネタの書き方
コラムや編集後記に最適な「メルマガ向きの面白いネタの書き方」をご紹介いたします。
前項では「6つの主題 」と「各月の話題」を掛け合わせて、メルマガのネタを探す方法を解説しましたが、この項では、
「探し当てたネタを、どのような文章にするのか?」
という、「ネタの書き方」に焦点を当てて解説します。
まずは、以下の「メルマガ向きの面白いネタの書き方」をご覧ください。
メルマガ向きの面白いネタの書き方 3つのポイント
1)行動を起こした理由やきっかけは?
「なぜそれを選んだのか?試そうと思ったのか?」
2)ビフォーアフターをわかりやすく
「具体的に自分の中で何がどう変わったのか?」
3)こんな人(場合)におすすめします
「どのような人(場合)におすすめしたいのか?」
上記3つのポイントを押さえて文章化すれば、メルマガのコラムや編集後記に書くネタとしては概ね問題ないでしょう。
以下、例を挙げてご説明いたします。
例えば、
「6つの主題 」の中から「とっておきの方法や、裏技をご紹介」と、
「各月の話題」の中から、12月のメルマガのネタである「大掃除」を掛け合わせて、
「大掃除のとっておきの方法や裏技」という、メルマガのネタを探し当てたとしましょう。
次に、探し当てたメルマガのネタを文章にする際、
- なぜ、その方法(とっておきの方法や裏技)をやってみようと思ったのか?
- その方法(とっておきの方法や裏技)を使う前後では、具体的に何が違うのか?
- その方法(とっておきの方法や裏技)を、どんな人におすすめしたいのか?
を具体的に書くのです。
以下、例文を作成しましたので、ご覧ください。
新年を迎える前に大掃除、いや、中掃除、いやいや、いつも掃除しないところをちょこっと小掃除…という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、大掃除の中ボス!?と言われる「窓のサッシ(窓のレール)」をピカピカにする方法をお伝えします。
窓のサッシは、少々汚くてもわざわざ触る機会が少ないのでついつい放っておきがちですが、我が家はいたずら好きの息子が二人と好奇心旺盛のワンコがおりますので、汚いまま放置しておくわけにもいかず…数ヶ月に一度はお掃除しているのです。
これまではティッシュペーパーやキッチンペーパー、使い古したタオルなどを使ってお掃除していましたが、つい先日、「あるもの」で拭き取ると、手を汚すことなく、綺麗さっぱりピカピカにお掃除できることに気づいたのです!!
その「あるもの」とは…
赤ちゃんの手口拭き。(独身の方は知らないかも?)
これはかなり使えます。
というか、現段階では「赤ちゃんの手口拭き」を超えるものは見当たりません。
「赤ちゃんの手口拭き」は適度に濡れていますから、カピカピに乾燥した泥汚れ何のその!
お掃除した後はゴミ箱にポイッと捨てることができますから、汚れたタオルを冷たいお水で洗う必要もありません。
小さなお子様がいらっしゃるご家庭は、ぜひお試しあれ。
独身の方は…えーと…代替品としてウェットティッシュをおすすめします!(無理矢理)
いかがでしょうか。
先にご紹介した3つのポイントが押さえられていることに、お気づきになりましたでしょうか?
上記の例文を読むと、書き手がどんな人なのか、なんとなく想像することができるため、読者に親近感を抱かせるとともに、ホッと一息ついてもらうこともできます。
同時に、実体験から得た一時情報はネット上の情報に比べると信頼性が高く、ご参考にしていただける読者もいらっしゃるのではないでしょうか。
まとめ
今回は
- メルマガのコラムや編集後記に最適な「ネタ探しのやり方」
- メルマガのコラムや編集後記に最適な「面白いネタの書き方」
について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
忘れないように、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
メルマガのネタ探しのやり方 = 6つの主題 × 各月の話題
メルマガ向きの面白いネタの書き方 3つのポイント
1)行動を起こした理由やきっかけは?
「なぜそれを選んだのか?試そうと思ったのか?」
2)ビフォーアフターをわかりやすく
「具体的に自分の中で何がどう変わったのか?」
3)こんな人(場合)におすすめします
「どのような人(場合)におすすめしたいのか?」
コラムや編集後記が長文になってしまった場合は、メルマガの冒頭の挨拶文(プロローグ)で少し触れておいて、「続きは編集後記(コラム)で…」という具合に文章を分割すると、メルマガを最後まで読んでいただける確率が高まります。
コラムや編集後記を楽しみに読んでくださる方が増えれば、メルマガの開封率アップにも直結しますから、
「コラムや編集後記はメルマガのメインテーマではないから…」
と、手を抜くのではなく、メルマガのファンを増やすためにもガチンコで書き上げましょう。
なお、今回ご紹介した「ネタ探しのやり方」と「面白いネタの書き方」は、メールマガジンのコラムや編集後記だけでなく、社内報やニュースレターにも使えますので、コラムや編集後記の執筆にお悩みの方はぜひお試しくださいませ。
ということで、今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。^ – ^
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