商品企画に向いてる人の特徴と、適性を見極める4つの質問

神戸の王子動物園にて 撮影:うさやん

「商品企画の仕事に就きたいが、まずは自分が向いているかどうか確かめたい」

「商品企画の部署を立ち上げるにあたり、どういう人物が適しているか知りたい」

「商品企画の人材を採用する上で、向き不向きを明確にしておきたい」

というあなたに、今回は

  • 商品企画に向いてる人の4つの特徴
  • 商品企画の適正を見極める4つの質問

をご紹介いたします。

商品企画に特別な資格は必要ありませんが、「向き不向き」があるため、「こんなはずじゃなかった…」という事態を招く前に、しっかりと適正を見極めることが大切です。

商品企画のお仕事は、当然ながら新たな商品を企画するわけですから、自ら考えて取り組む姿勢、つまり「能動的な人間」でなければ基本的には難しいでしょう。

そのため、「与えられた仕事を忠実にこなす」ことを好む方は、商品企画には向いていません。

では、「能動的に動ける人であれば、商品企画に向いているのか?」

もちろん、能動的であることは必須ですが、実は商品企画に向いている人には、その他にも4つの特徴があります。

なぜそんなことが言えるのか?

それは、

私自身が実際に商品企画を担当し、部下の育成や人材採用に携わった経験があるからです。

8年ほど在籍していた商社では、仕入れ先の雑貨メーカーさんと一緒に商品の企画・開発に何度か携わり、前職のネット印刷では、約10年間、数々の印刷商品を企画・開発し、年間数千万円もの売上を生み出す商品を複数プロデュースしました。

加えて、前職では商品企画チームのリーダーとして、メンバーを指導・育成したり、商品企画の採用にも携わっていたことで、いろんな角度から「商品企画に向いてる人」について考える機会を得ました。

これからお伝えする「商品企画に向いてる人の4つの特徴」は、10年以上に及ぶ私の実体験と、独自のリサーチから得た最適解です。

それでは早速みていきましょう。

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商品企画に向いてる人の特徴

「商品企画に向いてる人は、どのような人なのか?」

「商品企画に向いている人の性格や考え方とは?」

中小企業で商品の企画・開発に10年以上携わっていた筆者が、「商品企画に向いてる人」に共通する要素を4つご紹介するとともに、実際に商品企画を行うとき、それらの要素が「どのようなプラスの影響を及ぼすのか?」について解説いたします。

商品企画に向いてる人 4つの特徴

  • 人を楽しませることや驚かせること、感動させることが好きな人
  • 答えが見つかるまで、諦めずに、粘り強く考えることができる人
  • 常識や当たり前を疑い、改善点や新たな使い方を見つけられる人
  • 大胆かつ慎重、楽観的でいて悲観的な一面を合わせ持っている人

それではひとつずつ見ていきましょう。

人を喜ばせたい

商品企画に向いてる人は、

人を楽しませることや驚かせること、感動させることが好きな人です。

新たな商品を企画するということは、それを手に取ってくれる消費者に、今までにない喜びや楽しみ、驚きや感動、あるいは、快適さや心地よさを与えることにつながります。

日頃から、気がつけば無意識のうちに

「どうすればもっと喜んでもらえるか?」

「どうすればもっと楽しんでもらえるか?」

「どうすればもっと安心してもらえるか?」

と考えている人は、商品を企画するときも、ワクワクしながら、そして、楽しみながらいろんなアイデアを出すことができるのではないでしょうか。

商品を通じて人を喜ばせたい」と思える人は、間違いなく商品企画に向いている人です。

粘り強く考える

商品企画に向いてる人は、

答えが見つかるまで、諦めずに、粘り強く考えることができる人です。

商品企画のお仕事は、社内をはじめ、仕入れ先や取引先など、いろんな人の協力を得ながら、消費者に喜んでもらえるような商品を開発し、営業部の販売を支援したり、マーケティング部の活動を後押しするなど、多岐に及んでいます。

そして、一連の流れが淀みなくスムーズに進行することは、極めて稀です。

商品の品質に関する問題や、他部署との連携がうまくいかなかったり、仕入れ先や取引先とのトラブルなどが起これば、その都度、対応に迫られることになります。

そんな時、問題解決へと導く方法を粘り強く考えることができる人は、商品企画に向いていると言えるでしょう。

当たり前を疑う

商品企画に向いてる人は、

常識や当たり前を疑い、改善点や新たな使い方を見つけられる人です。

商品企画は、すでに販売されている競合他社の商品との差別化や、自社独自の強みを見出すことが求められます。

当然ながら、既存の商品と同じようなものを作っても消費者を振り向かせることはできませんし、他社の商品と差別化ができるような自社の強みがなければ、数ある商品の中に埋もれてしまうことは想像に難くありません。

とはいうものの、競合他社も同じことを考えながら商品企画を行っています。

そのため、日頃から当たり前のように行っていることに疑問を感じたり、改善点を見つけたり、別の使い方を発見したり、ちょっとだけ改良してみるなど、「常識を疑うことができる人」は他の人よりも多くの気づきを得ることができるため、紛れもなく商品企画に向いています。

大胆さと慎重さ

商品企画に向いてる人は、

大胆かつ慎重、楽観的でいて悲観的な一面を合わせ持っている人です。

「商品企画のお仕事には、どんな考え方の人が向いているのか?」

と聞かれたら、矛盾しているように思われるかもしれませんが、私は「楽観的」と「悲観的」、この相反する2つの考え方を上手に使い分けることができる人こそ、商品企画に向いている人だと断言できます。

商品企画を実現するためには、ある程度の大胆さや思い切り、そして何よりも「なんとかなる!」という楽観的な考え方が必要です。

ただし、企画した商品の開発が始まると、あらゆる事態を想定しながら、細心の注意を払ってものごとを進める慎重さや気配りが求められます。

ただ単に楽観的で勢いに任せて行動する人や、慎重になりすぎてなかなか決断できない人は、商品企画には向いていません。

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商品企画の適正を見極める質問

「商品企画を任されたが、自分には適正があるのだろうか?」

「商品企画の仕事に興味はあるが、まずは自分にどの程度の適性があるのか知りたい」

という方のために、

商品企画の適性を見極める4つの質問

をご用意しました。

以下の質問に「はい」か「いいえ」でお答えいただき、「はい」と答えた回数に応じて用意しているメッセージをお読みいただき、「商品企画の向き不向き」をご判断いただければと思います。

それでは、以下の質問にお答えくださいませ。

商品企画の適性を見極める4つの質問

  1. 相手の立場になって、ものごとを考えることができるか
  2. 身の回りのモノを、自分に合わせて最適化しているか
  3. なりたい自分をイメージして、近づく努力をしているか
  4. 未知の領域に踏み込むとき、最悪の事態を考えているか

すべての質問にお答えいただいたところで、次に商品企画の適正をみてみましょう。

商品企画のお仕事に対する適正は?

「はい」と答えた回数が…

4回の方

→商品企画の素質が十分にあるので、その気があれば積極的にチャレンジしましょう!

3回の方

→商品企画に向いているため、今後の選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか?

2回の方

→どちらとも言えませんが、興味があれば経験者に話を聞くなど、まずは情報収集を!

1回の方

→商品企画に向いているとは言い難いので、他の職種で自分の強みを発揮してみては?

0回の方

→商品企画のお仕事はきっぱりあきらめましょう!

いかがでしたか?

商品企画の適正はありましたでしょうか。

それでは最後に「商品企画の適性を見極める4つの質問」の意図を明らかにしておきます。

商品企画の適性を見極める質問の意図

質問1:相手の立場になって、ものごとを考えることができるか

→商品企画は「欲しい」という感情に火をつけることが求められますから、相手の立場になってものごとを考える習慣は、「人の心を動かす」ことにつながるため、商品企画を考える上でプラスとなります。

質問2:身の回りのモノを、自分に合わせて最適化しているか

→商品企画はターゲットとする人に「最適な商品」を提供するお仕事ですから、自分の身の回りを最適化する習慣は、自らの意思で現状を変えることに意欲的であることを証明するものとなり、その能動的な姿勢は商品企画を行う上でプラスとなります。

質問3:なりたい自分をイメージして、近づく努力をしているか

→商品企画は「こうなればいいな」という想像力と、「こういうものを作りたい」という創造力を働かせるお仕事です。つまり、イメージすることと、それをカタチにすることが求められます。自分という商品において、それができていることは大きなプラスとなるでしょう。

質問4:新たにチャレンジするとき、最悪の事態を考えているか

→前項でもお伝えした通り、商品企画は楽観的でいて悲観的であることが求められます。思い切ってチャレンジする楽観的な部分と、最悪の事態を想定する悲観的な部分を持っている人は、商品企画の資質を十分に兼ね備えていると言っても過言ではありません。

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まとめ

今回は、

  • 商品企画に向いてる人の4つの特徴
  • 商品企画の適正を見極める4つの質問

についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

忘れないように、最後にもう一度「商品企画に向いてる人」を確認しておきましょう。

商品企画に向いてる人 4つの特徴

  • 人を楽しませることや驚かせること、感動させることが好きな人
  • 答えが見つかるまで、諦めずに、粘り強く考えることができる人
  • 常識や当たり前を疑い、改善点や新たな使い方を見つけられる人
  • 大胆かつ慎重、楽観的でいて悲観的な一面を合わせ持っている人

今回の記事をお読みになって、「商品企画に向いている」「商品企画の適正がある」とご自身でお感じになった方は、今後のキャリアを考える際に、商品企画のお仕事を選択肢のひとつに加えておくといいでしょう。

「向いている」「適性がある」ということは、他の人が苦労してやっとできることを、あまり苦労することなく自然にできるということに他なりません。

今はまだ商品企画のお仕事に「やりがい」や「情熱」を感じられなくても、やっているうちに他の人よりもうまくできることがわかれば、仕事に対するやる気やモチベーションも高まることが、科学的にも証明されています。

 仕事のやる気を左右する要素はいろいろあるものの、ずば抜けて影響力が大きいのは「ものごとが前に進んでいる」という感覚だったのです。

出典:鈴木祐(2019)『科学的な適職: 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方』クロスメディア・パブリッシング(インプレス).

 「仕事への情熱」とは自分の内にたぎる熱い感情などではなく、「なんとなくやってたら楽しくなってきた」といった感覚から始まる穏やかなプロセスだと言えます。

このような情熱のあり方を、心理学では「グロウス・パッション」と呼びます。

「本当の情熱とは、 何かをやっているうちに生まれてくるものだ」という考え方のことです。

出典:鈴木祐(2019)『科学的な適職: 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方』クロスメディア・パブリッシング(インプレス).

なお、今回お伝えした内容は、あくまで私個人の経験や独自のリサーチから結論づけたものであり、商品企画の向き不向きや、商品企画の適正の有無について保証するものではありません。

今後のキャリアを選ぶときや、商品企画のスタッフを採用するときは、今一度よくお考えになって、ご自身の責任のもと、ご判断いただきますようお願い申し上げます。

ということで、今回はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました。^ – ^

もしあなたが、転職すべきか今の会社に残るべきか、ほんの少しでも迷っているなら、引き続き、以下の記事をご一読ください。

「迷いがなくなる」とまでは言いませんが、あらためて自分の気持ちを整理する上で、ご参考にしていただけるはずです。

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