人間関係によるストレスを発散する方法と、ためないコツ

沖縄県 首里城にて 撮影者:うさやん

「人間関係によるストレスが溜まりやすい…」

「人間関係のストレスを発散するための、具体的な方法が知りたい」

「人間関係のストレスに苦しんでいる家族や友人に、何かアドバイスできることはないか…」

というあなたに、今回は、

  • 人間関係によるストレスを発散する3つの方法
  • 人間関係によるストレスをためない5つのコツ

をご紹介いたします。

人間関係によるストレスを発散する方法は、ストレスを感じる時間をできるだけ減らして、幸せや喜びを感じる時間を増やすことです。

そして、人間関係によるストレスをためないコツは、ストレスを与える人との関わり方を根本的に変えてみることです。

今回は、上記の方法やコツを、どなたでも実践できるように、わかりやすく解説いたします。

これからご紹介する方法やコツを、いきなりすべて実践する必要はありません。

まずは何かひとつでも、毎日の生活に取り入れる言葉できれば、少なからず変化を感じることができますから、人間関係のストレスにお悩みの方は、自分が取り組めそうなものを選んで、お試しいただければと思います。

それでは早速見ていきましょう。

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人間関係によるストレスを発散する方法

人間関係によるストレスを発散するための、具体的な3つの方法をご紹介いたします。

人間関係にストレスを感じている人は、メンタルが弱ってしまい、精神的に落ち込んでいるせいもあって、

「どうして自分がこんな目に合わなければならないのか?」

「なぜ自分だけがこんな苦しい思いをするのか?」

と、自分だけが不幸を背負い込んているような錯覚に陥ることがあります。

しかし、本来、自分を幸せにすることができるのは、他の誰でもなく自分自身であり、決して、他の誰かが幸せにしてくれるわけではありません。

では、効果的に幸福感を得るためにはどうすればいいか?

まずは、幸福感に関する調査をご覧ください。

「所得」「学歴」「健康」「人間関係」「自己決定」。

この5つの要因のうち、幸福度を決めるのはいったいどれでしょう? 

2018年の神戸大学、同志社大学の共同研究で日本人2万人を対象に調査されました。

結果は、幸福感に与える影響力は高い順から、「健康」「人間関係」「自己決定」「所得」「学歴」となりました。

出典:樺沢紫苑(2021)『精神科医が見つけた 3つの幸福』株式会社飛鳥新社.

上記のことから、幸福感を得るためには、

  • 健康なカラダ
  • 人とのつながり
  • 自分で決める

という3つの要素が欠かせません。

そして、

3つの要素を、誰でも簡単にできる具体的な方法に落とし込むと、

人間関係によるストレスを発散する方法

  1. 3度の食事、十分な睡眠、適度な運動を必ず実行する
  2. 家族や友人、共通の趣味を持つ仲間と一緒に過ごす
  3. 毎日30分~1時間程度、自分のためだけに時間を使う

となります。

それではひとつずつ見ていきましょう。

健康なカラダを取り戻す

幸福感を高めることによって人間関係のストレスを発散する方法、

ひとつ目は「健康なカラダを取り戻す」です。

人は、何かを失って、はじめてその大切さに気づかされることが往々にしてあります。

その代表的なものが「健康な体」ではないでしょうか。

大きな病を患って入院生活が続いたり、大怪我をして自由に身動きできなくなると、気分が落ち込むとともに、元気だった頃のことを思い出して

「健康であることが、どれほど幸せなことか」

をあらためて認識し、本人にとって、健康な体を取り戻すことが最優先事項となります。

例えば、職場の人間関係によるストレスが原因で、頭痛やめまい、下痢や吐き気、動悸や息切れ、手足の痙攣や集中力の低下など、身体的な症状が現れているのであれば、そんな時こそ、無理して仕事を頑張るのではなく、

  • 栄養バランスを考えた3度の食事
  • 7時間を超える、十分な睡眠時間
  • 毎日30分の適度に体を動かす習慣

など、自分で決めたことを確実に実行して、まずは健康な体を取り戻す。

そうすることで、少しずつ元気になって、気分が良くなるだけでなく、同時にワークライフバランスも改善されますから、ストレスを感じる時間も減少し、まさに一石二鳥。

加えて、「健康な体を取り戻す=自分で決めたことを優先する」ことは、自尊心を高めることにも直結しますので、心身ともに良い影響を与えることができます。

人とのつながりを感じる

幸福感を高めることによって人間関係のストレスを発散する方法、

2つ目は「人とのつながりを感じる」です。

「自己啓発の父」と称される、オーストリア出身の精神科医、アルフレッド・アドラーは、

人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」

と断言しています。

これは、裏を返すと、

すべての喜びもまた、対人関係による喜びである」

という意味にも解釈できます。

つまり、対人関係によるストレスを、対人関係によって得られる幸福感によって相殺し、ストレスを発散するのです。

例えば、職場の人間関係が原因でストレスを感じている人であれば、奥さんや子供、恋人や親友、古くからの恩師や趣味を通じて出会った仲間など、一緒にいて楽しいと感じる、精神的に落ち着く、心が休まる人たちと過ごす時間を増やす

そうすることで、

あらためて「人とのつながり」を感じることができれば、幸福感を得ることができます。

加えて、

「自分も良好な人間関係を築くことができる」

と気づくことで、自分に自信が持てるようになり、自尊心を高めることにもつながっていきます

自分がやりたいことをやる

幸福感を高めることによって人間関係のストレスを発散する方法、

3つ目は「自分がやりたいことをやる」です。

「自分がやりたいことをやる」と急に言われても、なかなか思いつかなかったり、お金や時間が足りないなど、「やろうと思ってもできない」と感じる人が多いのではないでしょうか。

しかし、難しく考える必要はありません。

毎日30分~1時間程度、「自分のためだけに時間を使う」と最初に決めてしまうのです。

そうすると、不思議なことに

「この時間を何に使おうか?」

という発想に切り替わって、積極的にやりたいことを探すようになります。

「やりたいことをやる」という行為は、「何をやるか」をはじめ、「すべてを自分で決める」ことに他なりません。

例えば、ガーデニングをやると決めたら、

「どんなお花を植えるのか?どんな道具を揃えるのか?」

「いつやるのか?どんな場所で育てるのか?」

「一人でやるのか?それとも他の誰かとやるのか?」

など、自分で考え、「自分で決める」ことになります。

最初は失敗することもあるでしょうが、自分で決めたことですから、誰に責められるわけでもありませんし、「次は失敗しないようにしよう」と思えばそれでいいのです。

もちろん、うまくいったときは、大きな喜びを感じることでストレスを発散することができる他、自分に自信が持てるようになりますから、自尊心を高めることにもつながります

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人間関係によるストレスをためないコツ

人間関係によるストレスをためないコツをご紹介いたします。

「ストレスが溜まる」あるいは「ストレスを溜める」のが自分である以上、「ストレスをためない」ようにするためには、自分が他者との関わり方を変える以外に方法はありません

では、具体的に、他者との関わり方をどのように変えればいいのか?

ここでは、主に5つのコツをご紹介いたします。

人間関係によるストレスをためないコツ

  1. 自己中心的な人と距離を置く
  2. 自分の言動だけに責任を持つ
  3. イヤなことはキッパリと断る
  4. 他者に対して一切期待しない
  5. 他者の批判や中傷は受け流す

それではひとつずつ見ていきましょう。

自己中心的な人と距離を置く

他者との関わり方を変えることによって、人間関係のストレスをためないコツ、

ひとつ目は「自己中心的な人とは一定の距離を置く」です。

残念なことに、自分のことしか考えていない、あるいは、周りの状況がまったく見えていない人が、世の中には少なからずいらっしゃいます。

普段はいい人かも知れませんが、自己中心的な人と一緒に何かをする時は、注意が必要です。

自己中心的な人は、自分のことしか考えていませんから、いつもの調子で何ら悪びれることなく、平気な顔をして自分の意見や考えを主張し、自分だけがプラスにはたらくように、自分だけが損をしないように、自分だけが嫌な思いをしないような選択をします

「相手をひどい目に合わせてやろう」

という気はないのでしょうが、結果として、そうなるのであれば、普段から自己中心的な人とは距離を置いて、決して近づかないことです。

自分の言動だけに責任を持つ

他者との関わり方を変えることによって、人間関係のストレスをためないコツ、

2つ目は「自分の言動だけに責任を持ち、相手の反応は気にしない」です。

人はそれぞれ考え方や価値観が異なりますから、同じ出来事であっても、受け止め方や反応が異なります。

例えば、あなたが相手を心配してかけた言葉や、良かれと思ってとった行動も、人によっては「嫌味な人だ」と思うこともあれば、「おせっかいな人だ」という印象を持つ人もいるわけです。

であるならば、あなたは自分の言動に責任を持つだけで十分。

あなたの考えや価値観、良心や思いやりから出た言動に対して、「相手がどう思うか?」を過剰に気にすることはありませんし、仮に相手がどのような反応を示しても、責任を持つ必要はありません。

イヤなことはキッパリと断る

他者との関わり方を変えることによって、人間関係のストレスをためないコツ、

3つ目は「イヤなことやしたくないことは、キッパリと断る」です。

自分が嫌だからという理由で、平気な顔をして「頼みごと」をする人がいます。

そんな時は、断る理由を考えることなく、

「したくありません」

「私にはできません」

と、はっきりお断りしましょう。

自分の仕事、自分の役割、自分の責任ではないことに関しては、即座に相手に「NO」を突きつけても何ら問題ありません

そのことで相手との関係に亀裂が入るようであれば、これをきっかけにして、その人とは距離をおくことをオススメします。

断りにくいからといって、嫌々ながら相手の要望を受け入れると、

「なぜ私がやらなければならないのか」

と憤りを感じながら、自分の貴重な時間と労力を費やすことになりますから、あなたにとって何ひとつ良いことはありません。

一生は短いんですもの。

やりたくないことに時間を費やすなんて、もったいないわ。

出典:ターシャ・テューダー(2016)『思うとおりに歩めばいいのよ』株式会社KADOKAWA.

他者に対して一切期待しない

他者との関わり方を変えることによって、人間関係のストレスをためないコツ、

4つ目は「他者に対しては、1ミリたりとも期待をしない」です。

人はそれぞれ価値観や性格が異なっていて、生まれた環境や親の育て方、これまで経験してきたことも千差万別ですから、あなたが考えもしないことを発言したり、あなたが驚くような行動をとったりしても何ら不思議ではありません。

にもかかわらず、人は他者に対して、しばしば自分と似たような発言や行動をすると考え、それを他者に期待してしまいます。

ところが、ほとんどの場合、その期待は裏切られ、他者に対する期待が大きければ大きいほど、自分がイライラしたり、がっかりしたり、心配することになり、それらがストレスとなって蓄積されます

他者の批判や中傷は受け流す

他者との関わり方を変えることによって、人間関係のストレスをためないコツ、

最後は「他者からの批判や中傷は、サラリと受け流す」です。

自分が最善を尽くしていると思うのであれば、今の自分にとってベストの選択をしていると思うのであれば、それについて他者からいかなる批判や中傷を浴びせられようと、右から左へサラリと受け流しましょう。

聞く耳を持つべきは、心からあなたの成長や成功を願う人からの貴重なアドバイスであり、すでに多くの経験を積んだ専門家やプロフェッショナルからの助言であり、あなたの内側から聞こえてくる心の声です。

あなたのことを何も知らずに、好き勝手に意見する人や、自分の利益を優先する人や、あなたを批判または中傷することで自分の正当性を主張する人の声は、ストレスの原因になることはあっても、あなたにとってプラスになることは何ひとつありません。

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まとめ

今回は、

  • 人間関係によるストレスを発散する3つの方法
  • 人間関係によるストレスをためない5つのコツ

についてお伝えしてまいりましたが、いかがでしたでしょうか。

忘れないように、もう一度おさらいしておきましょう。

人間関係によるストレスを発散する方法

  1. 3度の食事、十分な睡眠、適度な運動を必ず実行する
  2. 家族や友人、共通の趣味を持つ仲間と一緒に過ごす
  3. 毎日30分~1時間程度、自分のためだけに時間を使う

人間関係によるストレスをためないコツ

  1. 自己中心的な人と距離を置く
  2. 自分の言動だけに責任を持つ
  3. イヤなことはキッパリと断る
  4. 他者に対して一切期待しない
  5. 他者の批判や中傷は受け流す

「人間関係によるストレスを発散する方法」では、幸福感を高めるポイントとして、

  • 健康な体
  • 人間関係
  • 自己決定

を挙げましたが、最後にもうひとつ、

人生最大のよろこび

について、

アンパンマンの作者で知られる「やなせたかし」さんのメッセージをご紹介いたします。

人生の最大のよろこびは何か?  

それはつまるところ、人をよろこばせることだと思った。

「人生はよろこばせごっこ」だと気づいたとき、とても気が楽になった。

出典:やなせたかし(2012)『やなせたかし明日をひらく言葉』株式会社PHP研究所.

人を喜ばせることが、人生最大の喜びであり、「人生とは喜ばせごっこ」だなんて、…なんだか心がほっこりしますね。

やなせさんが仰るように、ストレスを与えるような「残念な人」のことを考えるのはやめて、

「奥さんや子供、恋人や友人、職場の同僚やお客様をどうやって喜ばせようか?」

とワクワクしながら毎日を過ごすことができれば、「今ここにある幸せ」を感じることができるのではないでしょうか。

ということで、今回はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました。^ – ^

もしあなたが職場の人間関係によるストレスが原因で、転職すべきか今の会社に残るべきか迷っているなら、引き続き、以下の記事をご一読ください。

「迷いがなくなる」とまでは言いませんが、あらためて自分の気持ちを整理する上で、ご参考にしていただければ幸いです。

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転職すべきか残るべきか迷っているなら

諸行無常という言葉があるように、世の中に変わらないものは何ひとつありませんから、今のお仕事を続けるにしても、会社を離れるにしても、いつかきっと良くなります。

今は想像できないかもしれませんが、大丈夫。安心してください。

ただ、人は歳をとりますし時間も有限です。

ましてや、心や体を壊してしまうと働くことすらできなくなる恐れがありますから、「このままじゃまずいかも…」と思ったら、自分を守るために別の会社で働くことをおすすめします。

とはいうものの、転職を考え始めると別の不安や悩みも出てくることでしょう。

何か新しいことにチャレンジするとき、未知なる領域に足を踏み入れるとき、人はワクワクやドキドキと同じくらい、まだ起きていないことを想像しては、不安や悩みを抱くものですから…。

以下の記事は、転職を考え始めた皆様が抱く不安や悩みを解消するための、有効な考え方や気持ちの持ち方、具体的な対処法やおすすめのサービスについて綴ったものです。

転職すべきか残るべきか…迷っている方はぜひご一読くださいませ。

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