仕事にやりがいを感じないときは「意味づけ」を替えてみる

南アルプス 北岳を望む 撮影者:うさやん

「今の仕事にやりがいを感じない…」

「仕事にやりがいは必要か?」

「仕事のやりがいを見出す方法は?」

というあなたに、今回は

仕事にやりがいを感じないときの対処法」について、わかりやすく解説いたします。

やりがいとは、端的に言うと「意欲的にものごとを行う動機」であり、仕事にやりがいを感じると意欲的になれますし、仕事にやりがいを感じなければ消極的になります。

当然ながら、仕事は意欲的にやったほうが楽しいですし、成果も得やすく満足感や充実感も高まりますから、仕事のやりがいは絶対に必要ではありませんが、あった方がいいし、あるに越したことはない。

では、仕事のやりがいを見出せない人が、自らやりがいを見出すにはどうすればいいか?

早速見ていきましょう。

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仕事にやりがいを感じないときの対処法

仕事にやりがいを感じないときの対処法を、わかりやすく解説いたします。

結論から申し上げると、

仕事にやりがいを感じないときは、目の前の仕事に対する「意味づけ」を替えてみることで、やりがいを見出す、あるいは、再びやりがいを感じるようになることがあります。

「意味づけ」とは、物事に何らかの意味・意義を与えること、あるいは、どのような意味や価値、効用があるかを考えて、自分なりに納得することです。

そして、

意味づけを替える」とは、物事の意味や価値、効用を「入れ替える」ことに他なりません。

例えば、「山登り=しんどい・足が痛い」と意味づけていたものが、年を重ねることで、健康の大切さや自然の美しさを実感するようになり、「山登り=体に良い・足腰が強くなる」という具合に、意味づけを替えることがあります。

つまり、山登りの意味自体は変わりませんが、意味づけを替えることで、山登りを否定的なものから肯定的なものへと捉え直すことができるというわけです。

仕事に対するやりがいも同様に、仕事の意味づけを替えることによって、仕事の捉え方が変わり、やりがいを見出すことができる可能性は十分考えられます

それでは、先に

  • 仕事におけるやりがいとは、どのようなものがあるか?
  • 仕事におけるやりがいは、ほんとうに必要か?

を明らかにした上で、仕事の意味づけを替える方法をご紹介いたします。

仕事におけるやりがいとは

仕事におけるやりがいとは何か?

やりがいとは、ものごとを行う動機であり、価値であり、張り合いを意味する言葉で、仕事におけるやりがいとは、仕事を行う動機づけになる「仕事の価値といったところでしょうか。

具体的には、

  • 仕事に見合う収入や地位、名誉や肩書き
  • 仕事に対する会社の評価、周りの人の評価
  • 仕事の達成感や充足感、満足感や高揚感
  • 仕事を通じて感じられる人間的な成長
  • 自分の仕事が誰かの役に立っている実感
  • 自分の強みを活かしきれているという感覚
  • 仕事を続けることで得られる将来の見通し

などが挙げられます。

上記の他にも、趣味の延長線上に仕事がある方は「好きなことをとことん追求できること」が、研究開発に携わっている方は「常に最先端の技術に触れられること」が仕事のやりがいになることもあるでしょう。

いずれにしても、仕事におけるやりがいは人それぞれ。

業種や職種によっても大きく異なりますし、経験や年齢を重ねることで、仕事におけるやりがいが大きくなったり、逆にやりがいが感じられなくなることもあります。

仕事にやりがいは必要か?

仕事にやりがいは必要か?

「あったほうがいいが、必ずしも必要ではない」

という回答になるでしょうか。

仕事にやりがいを感じることができれば、

  • 仕事に対するモチベーションが上がる
  • 仕事に対して前向きに、主体的になれる
  • 仕事への意欲が増して、貪欲になれる

といったメリットがあり、結果として成果を出せる確率は格段に上がります

先に申し上げたように、仕事にやりがいを感じるようになると、仕事に対するモチベーションは上がり、前向きに、主体的に、意欲的に、貪欲になれるので、自分なりに工夫しながら仕事の質を高めていける…その結果、仕事の成果を手にすることができるというわけです。

仕事に対してやりがいを持てなくても、仕事をすることはできますが、仕事の成果を求めたり、仕事を長く続けたいと思うのであれば、仕事のやりがいを見つけた方がいいでしょう。

仕事にやりがいを見出せないなら

仕事にやりがいを見出せないなら、前述した通り、仕事の「意味づけ」を替えてみましょう。

この項では、仕事にやりがいを見出せないときに、仕事の「意味づけ」を替える5つの方法をわかりやすく解説いたします。

仕事の「意味づけ」を替えることで、仕事のやりがいを見出す方法

  1. 目の前の仕事だけでなく、客観的に仕事全体を俯瞰してみる
  2. 仕事の成果ではなく、仕事がもたらす人間的な成長を感じ取る
  3. 仕事そのものよりも、仕事がもたらす楽しみに焦点を当てる
  4. 周りの評価を気にするのではなく、自分で自分を評価してみる
  5. 仕事の結果ではなく、スキルやセンスを磨くことに注力する

それでは、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

客観的に仕事全体を俯瞰する

仕事の「意味づけ」を替えることで仕事のやりがいを見出す方法、ひとつ目は、「目の前の仕事だけでなく、客観的に仕事全体を俯瞰してみる」です。

仕事は一人で完結するものではありません。

自分がやっている仕事の意味を見出せない場合は、一歩下がって客観的に仕事全体を俯瞰することで、自分の仕事の重要性や必要性に気づくことがあります。

世の中に「必要のない仕事」は基本的にありません。(あるとすれば早急に排除すべきです!)

すべての仕事は尊く、必ず誰かがやらなければならないものであることを考えると、自分の仕事が巡り巡って多くの人の役に立っていることや、少なからず社会に貢献していることを再認識することができます。

自分が担当している仕事の必要性や重要性、貢献度などを仕事のやりがいにすることができれば、仕事の「意味づけ」を替えることができるかもしれません。

なんてことのない作業が

この世界を回り回って

何処の誰かも知らない人の

笑い声を作ってゆく

そんな些細な生き甲斐が

日常に彩りを加える

モノクロの僕の毎日に

増やしていく 水色 オレンジ

Mr.children「彩り」 作詞:桜井 和寿

仕事がもたらす成長を感じ取る

仕事の「意味づけ」を替えることで仕事のやりがいを見出す方法、2つ目は、「仕事の成果ではなく、仕事がもたらす人間的な成長を感じ取る」です。

仕事で成果を上げることは大切ですが、常に成果を出せるか?というと、多くの人が首を横に振るのではないでしょうか。

誤解を恐れず申し上げると、仕事はうまくいかないことが大半で、うまくいくことの方が圧倒的に少ないのが現実です。

仕事で成果を出せないことが続くと、成果を出せない自分に対して「腹が立つ」「情けなくなる」「嫌気がさす」という感情も生まれますが、見方を変えると、仕事でうまくいかないことはすべて「成長の機会」として前向きに捉えることもできます。

そして、目の前に立ちはだかる壁が大きければ大きいほど、それを乗り越えた時、人間的に大きく成長することができます。

仕事でうまくいかないことが起こるたびに、「よし、成長のチャンスがきた!」と思うことができれば、仕事の「意味づけ」を替えることができるかもしれません。

仕事がもたらす楽しみに焦点を

仕事の「意味づけ」を替えることで仕事のやりがいを見出す方法、3つ目は、「仕事そのものよりも、仕事がもたらす楽しみに焦点を当てる」です。

仕事にやりがいを感じることができないだけでなく、何をどうやっても

  • 仕事が楽しくない
  • 仕事が好きになれない
  • できれば仕事をしたくない

という方もいらっしゃるかと思います。

そのような方は、無理をして仕事にやりがいを見出そうとするのではなく、自分が好きなもののために仕事をする、つまり「〇〇のために仕事をする」という考え方にシフトしましょう。

「人並みの生活を送るため」「家族のため」「生きていくため」でもいいのですが、可能であれば、少しでも仕事に対するモチベーションが上がるように、「仕事=自分が好きなことを楽しむための資金源」という意味づけにすることをおすすめします。

自分で自分を評価する習慣を

仕事の「意味づけ」を替えることで仕事のやりがいを見出す方法、4つ目は、「周りの評価を気にするのではなく、自分で自分を評価してみる」です。

会社で働く以上、「上司やお客様からの評価=自分の評価」となります。

しかしながら、他者が下す評価は、人が変われば評価が上がったり下がったりするため、曖昧で信憑性も低く、しっかりした人事評価制度を導入している企業であっても、会社が下した自分の評価に100%満足している社員は少ないのではないでしょうか。

であるならば、会社からの評価は真摯に受け止めるとして、それとは別に、自分で自分を評価してみる、つまり、自己承認欲求(自分で自分のことを認めたいという欲求)を満たすのです。

自分で自分を評価すると、どうしても採点が甘くなってしまいますが、甘くてもOK、いや、むしろ甘い方がいいでしょう。

「褒めて伸ばす」という言葉があるように、自分を認めてあげると自己肯定感や自尊心も高まり、「もっといい仕事をしよう!」という気持ちになります。

つまり、「仕事=自己承認欲求を満たすもの」という意味づけに替えるというわけです。

スキルやセンスを磨くことに注力

仕事の「意味づけ」を替えることで仕事のやりがいを見出す方法、5つ目は、「仕事の結果ではなく、スキルやセンスを磨くことに注力する」です。

仕事とは、お客様のために行うものであり、自分のために行うものではありません。

お客様を満足させるには、いい仕事をしなければなりませんから、必然的に、いい仕事をするために自身のスキルやセンスを磨くことが求められます。

スキルやセンスを磨く目的は「お客様を満足させること」ですが、スキルやセンスが身につくと、結果として、自分自身も満足することができますから、仕事に対して満足感や充足感を得られない人は、スキルやセンスを磨くことで自分を満足させることに注力すると、仕事に対する「意味づけ」が替わり、やりがいを見出すことができるかもしれません。

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まとめ

今回は「仕事にやりがいを感じないときの対処法」について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

忘れないように、もう一度おさらいしておきましょう。

仕事の「意味づけ」を替えることで、仕事のやりがいを見出す方法

  1. 目の前の仕事だけでなく、客観的に仕事全体を俯瞰してみる
  2. 仕事の成果ではなく、仕事がもたらす人間的な成長を感じ取る
  3. 仕事そのものよりも、仕事がもたらす楽しみに焦点を当てる
  4. 周りの評価を気にするのではなく、自分で自分を評価してみる
  5. 仕事の結果ではなく、スキルやセンスを磨くことに注力する

記事の冒頭で、やりがいとは「意欲的にものごとを行う動機」と言いましたが、仕事のやりがいを他者に依存してしまうと、他者の評価や言動によって突然やりがいを見失ってしまったり、徐々にやりがいを感じられなくなることもあるので、できることなら仕事のやりがいは内発的なもの、つまり、外部からの刺激ではなく、自分の内側から自然と起こるようなものが望ましいでしょう。

もっというと、

意欲的に仕事を行うにあたって、いちばんいいのは、やりがい云々ではなく、

  • 自分が心から好きと言える仕事
  • 時間を忘れるくらい楽しいと思える仕事
  • 人よりも簡単かつ上手にできる仕事

をすることです。

そのような仕事であれば、うまくいかないことがあったとしても仕事に対する意欲が失われることもありませんし、長く続けることができますから、必然的に大きな成果も期待できます。

なので、

「仕事の意味づけを替えても、今の仕事ではどうしてもやりがいを見出せない…」

という方は、まずは「自分の強みを活かせる仕事」を探してみてください。

なぜなら、「自分の強みを活かせる仕事」は、人よりも簡単かつ上手にできるので、自己肯定感を高めることができるだけでなく、やればやるほど仕事が楽しくなり、心から「好き」と言えるようになる可能性が極めて高いからです。

いずれにしても、

この記事を読んでくださっているあなたが、自分の仕事にやりがいを感じながら、仕事もプライベートも充実した日々を送ることを願ってやみません。

ということで、今回はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました。^ – ^

もしあなたが、転職すべきか今の会社に残るべきか、ほんの少しでも迷っているなら、引き続き、以下の記事をご一読ください。

「迷いがなくなる」とまでは言いませんが、あらためて自分の気持ちを整理する上で、ご参考にしていただけるはずです。

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