「仕事のモチベーションを上げるにはどうすればいいか?」
「仕事のモチベーションが上がらない時の対処法は?」
そんなあなたに、今回は
「今すぐできる!仕事のモチベーションを上げる3つの方法」
をご紹介いたします。
仕事に対するモチベーションが下がると
- 集中力がなくなる
- スピードが落ちる
- 決断力が鈍る
- 良いアイデアが浮かばなくなる
など、顕著にパフォーマンスが低下しますから、良い結果を出すことはできません…。
モチベーションとは、
人が行動を起こすときの要因となる「やる気」や「意欲」、「動機づけ」や「目的意識」のことで、ビジネスの現場においては「仕事への意欲」という表現になるでしょうか。
この記事でお話しする内容は、
「仕事の結果が出ない時」
「仕事が思うように進まない時」など、
内的要因が理由で下がったモチベーションを再び上げる方法です。
いったん仕事のモチベーションが下がってしまうと、何かをきっかけに気持ちを切り替えない限り、再びモチベーションを上げることは容易ではありません。
ではどうすればいいか?
そんな時に最も必要となるのが「感情」です。
「感情」と聞いて意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「やる気」や「意欲」といった「感情」に火をつけなければ「行動」も生まれませんし、「行動」しなければ「結果」を出すことはできません。
ではどうやって「モチベーションという名の感情」に火をつけるのか?
早速見ていきましょう。
仕事のモチベーションを上げるには
仕事のモチベーションを上げるにはどうすればいいか?
今すぐできる、誰でもできる「3つの方法」をご紹介いたします。
これらの方法は、自分の中にある感情に人灯すことによって、モチベーションを上げる方法です。
仕事のモチベーションを上げるには
- 使命感を抱く
- 逆境を楽しむ
- 成長に目を向ける
それではひとつずつ詳しく見ていきましょう。
使命感を呼び覚ます
仕事のモチベーションを上げるには、
「私がやらねば、誰がやる」
と考える。
つまり、心の奥底にしまってある「使命感」を呼び覚ますのです。
今の会社で働くことになったのも、今の部署に配属されたのも、今のプロジェクトを任されたのも偶然ではなく必然…そう考えることができれば、今取り組んでいる課題は誰のものでもなく、
「自分が取り組むべき課題」
と思えるようになります。
使命感とは、自分に課せられた任務や、与えられた仕事をやり遂げようとする気概であり、
「熱を帯びた強い感情」
です。
使命感に火がつくと、積極的かつ前向きに行動することができるだけでなく、責任感も生まれます。
私事で恐縮ですが、大阪にあるバラエティグッズの専門商社に勤めていた頃、これまで何度も挫折してきたステーショナリー部門のスタートアップを任されることになりました。
しかも、多くの先輩方を差し置いて、入社して2年足らずの私がたった一人で…。
今だから言えますが、最初は
「なんで私が!?」
「営業に戻りたい!」
「もっとみんなと一緒に仕事がしたい!」
と、心の中は半泣き状態でした。そして任命した上司をしばらく恨みました…。
しかしある時から
「任された以上は結果を残すしかない!」
と気持ちを切り替え、試行錯誤しながら日々起こる問題と格闘し続け、失敗を恐れずとにかく前進し続けた結果、ほぼ売上ゼロからスタートして6年後には年間の売上が8億円を突破!
気がつけば会社の柱となる部門に成長していました。
もちろん多くの方のご協力があったからこそ、達成できた数字であることは言うまでもありませんが、もしもあの時、自分の中で使命感が生まれてこなければ、自分でも驚くほどの結果を残すことはできなかったでしょう。
仕事のモチベーションを上げるためには、「使命感を呼び覚ます」。
ぜひお試しください。
逆境の意味付けを変える
仕事のモチベーションを上げるには、
「いよいよ面白くなってきた」
と考える。
つまり、逆境の意味付けを「苦しいこと」から「楽しいこと」に変換するのです。
逆境とは、ものごとが上手くいかない境遇という意味です。
別の見方をすると、「自分の思い通りにならない巡り合わせ」と捉えることもできます。
逆境は、生きていると誰にでも訪れる「人生の通過点」です。
そのように捉えることができれば、逆境との向き合い方も変わってきます。
ドラゴンボールの主人公である孫悟空しかり、ライバルのベジータ然り、戦闘民族サイヤ人は強い相手と戦うことに喜びを感じる種族です。
たとえ相手が自分よりも強い相手であったとしても、その状況を楽しむかのように…。
そして人間である私も、その気持ちがなんとなくわかるような気がします。
孫悟空やベジータが強敵を前にすると
「ますます燃えてくる」
「戦うことを楽しむ」
ように、超えられそうにない高い壁に挑むときは、それを楽しむくらいの気持ちで、あるいは自分の「力試し」をするつもりで望むくらいがちょうどいいのかもしれません。
最初は高い壁に幾度となく跳ね返されるでしょうが、その都度やり方を変えてチャレンジすれば、壁を崩すための突破口が少しずつ見えてくるようになり、その一点に集中することで活路を見出すことができます。
逆境は悪いことばかりではありません。
やり抜く力や意志力、そして自らの精神力を鍛える絶好の機会となります。
もしも逆境を跳ね除けることができたなら、次に同じような高い壁が立ちはだかったとしても、
「あの時もできたのだから大丈夫!」
と、自分に自信が持てるようになり、同じ高さの壁なら難なく乗り越えることができるでしょう。
逆境に強くなる、逆境に強い人間になるためには、自らの力で逆境を乗り越える経験をする以外に方法はありません。
仕事のモチベーションを上げるためには、「逆境の意味付けを変える」。
この方法もオススメです。
自身の成長を感じる
仕事のモチベーションを上げるには、
「いつの間にか、できるようになっていた」
と考える。
つまり、これまで歩んできた道のりを振り返って、あらためて自身の成長を感じるのです。
目に見える結果が出なくても、うまくいかないと思っていても、試行錯誤しながら前に進んでさえいれば、ふと振り返った時に自身の成長を感じることができます。
例えば、月間1万PVを目指してブログを開設したとしましょう。
ブログを開設して数ヶ月は、よほどのことがない限り
「検索結果に表示されない」
「ブログへのアクセスが全く無い」
という状態が続きます。
目に見える結果が出ない中で、ブログを書き続けることになるわけですが、これが思ったより結構キツイ…ここで大半の方が諦めてしまいます。
自身の経験からも、誰も読んでくれないブログを書き続けていると、
「いつになったら読んでもらえるのか…」
「やはり自分には無理かもしれない…」
「今月いっぱいで更新するのをやめようか…」
「これ以上ブログを続けても意味がないのでは?」
と思うことが何度もありました。
しかし「結果」ではなく「成長」に目を向けると、
「ワードプレスでブログを開設する手順が理解できた」
「文章を書くスピードが一段と早くなった」
「論理的でわかりやすい文章が書けるようになった」
など、これまでできなかったことができるようになっていることに気付かされます。
そうやって自身の成長に気づくことができれば、今度は、
「もっと成長したい!」
「この経験は必ず成長につながる」
と思うようになりますから、「成長したい」という願望や、確実に「成長している」という実感が前へ進む原動力となり、結果として仕事に対するモチベーションを上げることにつながるのです。
ブログに関して言うと、「1年間継続」と「100記事」が結果を出すまでの目安と言われますが、この2つをクリアするコツは、
「小さな成長を感じながら、モチベーションを維持すること」
だと個人的には思っています。
ビジネスを継続する以上、仕事の結果が出ない時は誰にでもあるものです。
そんな時こそ自分が歩んできた道のりを振り返って、これまでの「成長の奇跡」を辿ることで自信を取り戻しつつ、再び目の前の課題と向き合い、
「この課題をクリアする過程でどんな成長が得られるだろうか?」
と、これからの自分の「成長に期待」を寄せてモチベーションを上げる。
自身のスキルや人格が成長すれば事業が成長し、事業が成長すれば組織が成長し、組織が成長すれば最終的には会社の成長へとつながっていきます。
仕事モチベーションを上げるためには「自身の成長を感じる」。
昨日よりも今日、できることがひとつでも増えたなら、それは大きな成長です。
まとめ
今回は、「仕事のモチベーションを上げる3つの方法」を解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
忘れないように、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
仕事のモチベーションを上げるためには
- 使命感を抱く
- 逆境を楽しむ
- 成長に目を向ける
仕事の結果が出ない時はモチベーションが下がり、本来のパフォーマンスが発揮できません。
私も何度となくそんな経験を繰り返して、その度に悶々とした日々を過ごしたものです。
そんな経験もあってか、今は「結果が出ない時」や「物事がうまくいかない」ことがあっても、
「そうは問屋が卸さない、か…」
「なるほど、そうきましたか…」
「やっぱそうだよね~…さて、どうするか」
と、不利な状況を楽しむかのように心の中で一人つぶやき、その後やり方を変えて
「今自分ができること」
を着実に実行するよう心がけています。
それでうまくいくこともあれば、うまくいかないこともありますが、その時はその時。
「良い経験になった」
「少しは成長できたかな」
と諦めることもあれば、心の声に従い、また別の方法でしつこくチャレンジすることもあります。
自分の中で「やりきった」と思えるかどうか、それがひとつの目安になっているのかもしれません。
最後にもひとつ。
モチベーションを上げて何度もチャレンジすることも大切ですが、人には「向き不向き」や「得手不得手」もありますし、体調を崩したり、精神を病んでまで続けなければならないことなど、世の中には何ひとつありません。
そんな時は、無理にモチベーションを上げることをせずに、時には「ダメな時はダメ」という諦めも大切です。
みなさんも心と体を第一に考えて、仕事のモチベーションを上げる場面を見定めながら、上記の方法をお試しいただければと思います。
ということで、今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。^ – ^
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